ヒルの拡散は、意外な理由 (新発見かも) | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

子どもヤマビル研究員に、力が入ります。

一昨日まで、雨の量も少なく、お湿り程度でした。それで、私たちのヒル捕り場に行っても、ほとんどヒルは姿を現しません。

しかし、幸いにも、昨夜は集中豪雨のような強烈な雨が数時間降りました。

9時前、神様はヒル研に味方して下さって、雨を止ませてくださいました。集合して、休憩する間もなくヒル捕りに出かけました。

 

昨夜の雨は、林道上も流れたようで、

このような感じになっています。ヒルこの杉の葉の所に一匹いました。昨夜の雨で、流されてきたのでしょうか。

いつものヒル捕り場に着いて息を吹きかけると、ひょこひょこ出てきました。10分ほどで40匹ほど捕りました。

11日は、1匹もいなかったのに、雨のあとのヒル捕り場は40匹も捕れました。これは、自然界での実験ですから、すごい結果が出たことになります。

もう少し別の場所でも、確認中です。

上を見ると、

ほぼ垂直の崖になっています。その下に、たくさんヒルがいます。

大きいめのものばかり捕って、60匹ほどです。

このことは、ある新発見を含んでいます。

明日、確認してみようと思います。

今夜は監視カメラを仕掛けて、、夜間に動物がたくさん来るのかどうか調べます。

 

帰って、フィルムケースに入れてきたヒルを大きな飼育瓶に移し替えます。

研究員は、10分ほどで30匹のヒルを、市販の海苔のプラケースに入れます。飼育ケースです。

次の実験用に飼育しておきます。

<続く>