大興奮の研究会--新発見かも (その1)   | 子どもヤマビル研究会

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2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

やっと梅雨のような感じになってきて、ヒル研も忙しくなってきました。各地から、ヒルの出没情報をいただくようになりました。

でも、いまヒル研では、大きな課題解決に向けてふんとうちゅうです。しかし、天候がなかなか味方してくれないので、困っていたところですが、大砲の大雨になり期待を込めて今回の合宿は始まりました。

 

その1は、この写真をご覧ください。

この飼育ビンは、夏山フェスタにもっていっていたもので中には3匹のヒルが入れてありました。6/1に藤原でとったヒルが入れてありました。

2週間たって、今日よく見ると、入れてあった葉が虫食い状態になっています。完全な形のはを入れておいたので、ちょっとびっくりしました。もしや、と色めきだったのです。

一方、6/12に採取したヒルを3匹、石灰岩だけを底に敷き詰めた中に入れておきました。

すると、内2匹は、完全に動かず、死んでいました。残りの1匹も元気がなく今にも死にそうでした。

もしや、ということで、急きょこの中に葉を入れました。一晩経って見てみると。元気になっていました。

 

皆さんも、お分かりですよね。私たちが目に付けたのは、ヒルは血しか食べないのかという課題を追及していました。その、ヒントが見つかったのです。

さっそく、食紅を使った実験(3年前に試みたが失敗)を再開することにしました。早速準備にかかり、来週から取り組みます。

この答えが出るのは8月の研究会くらいかな。何とか解決したいです。頑張ります。

<続く>