やはり天気に勝てない | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

今日は、第3回ヒル研でした。昨日の予想通り、今日のコンディションは最悪で、気温35℃湿度30%、カラカラ天気です。

今日は大変大きな意味のある実験をする予定でしたが、ヒルが出て来ないことには、話になりません。

いくら探しても、地面が乾燥していて、ヒルは出できません。

しかたがないので、今日のお楽しみのBBQをさせてもらうO先生宅に向かいました。

O先生も、ヒル研の支援者でいろいろ便宜を図ってもらっています。

今日は、お昼を先生の森林をお借りしてBBQをする予定でした。しかし、熱中症警報が出るような天気なので、安全を期して、ご自宅のガレージをお借りすることにしました。

でも、ヒルが思うように取れなかったので、かなかな士気は上がらず、おとなしいBBQとなりました。

お腹いっぱいにいろいろ食べることができて、いい思い出ができました。

再度、ヒル捕り場に戻り、監視カメラをセットしました。夜の間にどんな動物がやってくるのかを調べるためです。

明日、朝、取りにきます。楽しみです。

 

研究所に戻ると、ヒル研OBのR君が来てくれて、また昨日から一緒に宿泊していた渓流釣りの人たちから、アマゴの差し入れがあり、楽しい夕食が始まりました。R君は、調理師の免許もちでさすが魚を焼くのも上手です。

 

40分ほどでおいしい食事にありつけました。もう、ヒルが捕れなかった残念な思いも薄らぎ、おいしく楽しくいただきました。

食後は、先週から交尾機会を作っていたヒルにイノシシの血を吸わせて産卵させる実験に取り組みました。

小さなトレーにイノシシの血を入れてそこにひるを放しました。

ところが、いつもと様子が少し違います。

鶏の血の時はすぐにごくごく飲む様子が見られたのですが、イノシシの血は、そのような様子はありません。どうしてかとしばらく様子を見ていましたが、理由はよくわかりません。血液が濃いからなのか、冷凍期間が長かったからか、いろいろ考えましたが、よくわからず、そのまま明日まで待つことにしました。吸血しているのはその通りなのですが、その味方がごくわずかずつです。

 

どうも今日は、消化不良の研究会でした。明日は、仕掛けてきたカメラの解析をします。これは、計画通りできていると思います。

もう、今日は疲れたので、みんな休みます。