会員募集を放送で呼びかけました | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

新年度の子どもヤマビル研究会員を募集しています。

3月19日 CTY-FM (76.8mhz) の竹腰葵の「人に巡り合う旅」 で、子どもヤマビル研究会員の3名が研究の中身や研究の仕方、成果の発表場所、研究日の生活など、いろいろ話してくれました。[再放送 3月26日(火)午後8時からです]

 

ヤマビルと聞くと、どなたも積極的にかかわろうとは思われないかもしれません。

でも、そのような嫌われ者のヤマビルも、小学生レベルの実験で、驚くほどの研究成果をあげています。

子どもがやる程度と思われるかもしれませんが、最近の成果の一部をご紹介します。

① ヒルは、大型哺乳類の血液でないと吸血しないといわれていましたが、子どもたちは解剖実験中にヒルからヒルが吸血するのを偶然発見して、そのあと取り出した血液や肉の塊、魚の血でも吸うことを次々発見していきました。鶏の首にヒルをつけて吸血する様子も観察しました。世の中の常識を塗り替えたものです。

② ヒルは木から落ちてくるといわれていますが、子ども研究員が3年間かけて落ちてくるヒル探しをしました。そのようなことは絶対ないということを木の下で待ち構えて、調べました。そして、いろいろヒルの習性を調べて、ヒルが木から落ちてくるというのは間違いであるということを立証しました。(三重県博物館長賞受賞)

③ ヒルは、吸血した血をどこに貯めているのかを調べて、年に一度しか吸血しないといわれている説を、そうではなく何度でも吸いに来るということを50匹の解剖を通して立証しました。(三重県教育委員会賞受賞)

このほかにも、数々の成果をあげていて、昨年から継続しているヤマビルの調査は、今後素晴らしい結論が導けそうです。

 

このような研究をしている子どもヤマビル研究会です。ヒル博士の子ども達です。とても生き生きしています。一度始めたら、楽しくなって、はまってしまった子どもたちです。

小学4年生から中学2年生までの新規会員を募集しています。 

未来の科学者たちです。

締め切りは4月10日です。お待ちしています。

四日市市、いなべ市、菰野町、桑名市在住の子どもたち、是非一緒に研究しましょう。

詳しいことは、

   hiruken2@outlook.jp

にメールでお問合せください。お待ちしています。