この暑さにヒルはどうしている? | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

自然の試練というか、日本全国「危険な暑さ」という警報通り、本当に暑いです。死者までたくさん出ています。

 

連日、研究所のある三重県北部でも、35℃を超えています。夜も30℃を下回ることはめったになく、大変な暑さです。

 

また、雨も半月以上降っていません。6月のはじめのヒル研は、雨上がりで絶好のヒルの採集日和でした。それ以来雨はなし。川の水もだんだん細くなり、間もなく枯れるでしょう。

中期予報では、8月いっぱいまでこの傾向は続くでしょうということです。

 

研究所で飼育しているヒルも、この暑さには参っているようで、霧を吹きかけてもあまり出で来なくなりました。もしや死んでしまったのかも・・・・・。多分、この暑さだとヒル捕り場のヒルもほとんど出てこないでしょう。

 

はて、どうしたこっちゃ。

 

 

この時期悩まされる蚊も、ほとんど見られません。情報によると、蚊の活動は35℃までで、今の状態はそれを超えているので出てこないのだそうです。

 

 

ヒルも、35℃を超えると動きが鈍くなります。今年、研究員が実験していますが、もう少し細かいデータを取り直すのもいいかなと思います。T研究員が、5℃刻みでやっていたので、30℃付近を細かく調べてくれるといいかな。