夏山フェスタに参加しました | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

6/23 ,24の二日間、去年に引き続き子どもヤマビル研究会は、夏山フェスタに参加しました。

去年の経験者は中高生になり、期末試験の寸前ということもあり、今年は小学生研究員の登場になりました。いささか心配しながらのさんかでしたが、なかなかどうしたものか、素晴らしい成果をあげてくれました。

今回は、私たちの昨年度の研究成果である「ヤマビルは木から落ちてこない」ということを、皆さんに知っていただきたいというのが参加の最大の理由です。

それで、研究成果をまとめたチラシを1日500枚、研究員が説明を加えながら配布するというものです。

開会前に、他のブースの担当の方を相手に、説明のリハーサルをさせてもらいました。

緊張しているので、ジョニーさんの指導の下何度もやり直し合格点に達していました。

さて、開場時刻10時になり、お客様が次々と来られました。予想通り引っ込み思案がもろに出て、なかなか一声が出ませんでした。でも、励まされて小声でやるうちに、お客様の方から質問してくださる機会があって、だんだん慣れてきました。

研究成果をまとめたチラシを配りながら、僕たちが研究しました、と真剣に話していました。

そのチラシは、「ヤマビルは木から落ちてこない」ということを僕たちが証明しました、というものです。

何人かのお客様は、そうだったのかと成果を認めてくださる一方、そうじゃないよヒルは木から落ちてくるんだよ、と逆に諭される場面もあり、必死になって落ちてこないと説明していました。ずいぶん鍛えてもらっていました。

だんだん調子に乗ってきた子どもたちは、二日目もしっかり説明できていました。

展示用ヒルを持って行っていたのでそれを示しながら、ヒルの習性や扱い方を一所懸命に説明していました。

特に、二日目は、日曜日だっこともあり、親子連れかせ目立ちました。そこで、ターゲットを小学生くらいに絞り、夏休みの自由研究に役立つよと、声掛けをしました。すると、小さな子どもたちが集まってきて、真剣ヒルを見ていました。ヒル研に入ってくれる子どもたちがいないかなと、私も後ろから声かけしていました。

大人の方も、興味津々で、10分以上も研究員をつかまえて、動画を撮ったりヒルに触ったりと、ヤマビルフェスタのようでした。

子どもたちの頑張りの甲斐もあって、ヒルよけスプレーがたくさん売れて、みんなジョニーさんにランチと夕飯をご馳走してもらいました。

とても疲れたけれど、研究員はいい経験ができてずいぶん成長したと思います。

来年も是非出たいと言っていました。

関係者の皆様、ご来場いただいたお客様、いろいろお世話になりました。ありがとうございました。たくさん子どもたちの成長をサポートいただいたことに感謝申し上げます。厚くお礼申し上げます。