頼もしい助っ人現る | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

活動拠点を四日市市西部からいなべ市北西部に移し、ヤマビルがたくさんとれるところが研究拠点になりました。

鈴鹿山系の藤原岳の麓が、ヒルのたくさん生息している地域であることは、よく知られています。

でも、私たちのヒルがたくさん捕れる所というのは、にょきにょきと鎌首を上げて、ヒルダンスをして私たちを待っていてくれるようなところでないとだめなのです。そのような場所は、なかなか見つからないのです。

確かに林の中をぐるっと歩いてくると、ヒルがたくさん足につきます。でも、どこでついたのかがわからないと、私たちは捕りに行くことが難しいのです。

あの辺りにいるよと、誰でも教えてくれるのですが、そこに行ってもほとんど見つかません。

 

そのような話を知り合いにいろいろしていたら、渓流釣りのグループの人から、今度ヒルがにょきにょき出でいるところに連れて行ってあげようというお誘いを受けました。ラッキー、これは大助かりです。

K氏ということにしますが、K氏は子どもたちがヒルを怖がらないのが信じられないので、ヒルを捕る姿をこの目で確認したいということで、次回のヒル研の内容に決めました。日程もすり合わせていただき、渓流釣りのグループの人も、皆さん来て下さるようです。

釣れた魚をたべさせてもらえないかなあ、とひそかに期待しています。

子ども研究員に話したら、魚の血を吸わせてみよう。吸えば、哺乳類の血しか吸わないという説は覆すことができる。そうなると、血液なら何でもいいような感じがしてくる。と、心弾ませてその日を待っているようでした。

 

K氏はいなべ市在住の方で、頼もしい助っ人を迎えることができて、大変喜んでいます。今後ともよろしくお願いします。

このような嬉しいお話は大歓迎です。いろいろ情報やご支援をお願いします。