第66回三重生物教育会の研究発表会で、ヒル研のメンバーが2名発表しました。
小中学校の部は、今年は発表者が少なく、3名でした。その中の2名はヒル研という、ちょっと寂しい感じでしたが、高校の部の発表にクラブ発表が多かったので、沢山の聴衆が集まりました。
トップバッターが、O研究員の「ヒルが吸った血はどこに入るのか」という発表でした。
ちょっと緊張気味でしたが、堂々と発表していました。高校生も、真剣にスクリーンに目をやり、聞いていました。いろいろな高度な機材を活用しての研究で、珍しさもあってみんなの目はくぎ付けでした。
ゆっくり写真を説明しながら、わかりやすく丁寧に発表していました。素晴らしかったです。
次のバッターは、 I 研究員で「ヤマビルは木から落ちてこない」という今年の最大の成果を発表してくれます。だって、ヒルは木から落ちてくるという世の中の俗説を覆した研究ですから。
淡々と落ち着いて、練習通りに発表していきました。聞き手も十分理解できる時間をとりながら上手に発表していました。
最後の講評でも、私も、木から落ちてくると思っていました、という講師のコメントがありました。
これからは、堂々とヒルが木から落ちてくるというのは間違いです、山に行くときは足元に注意を払いましょう。
と、自信をもって言い切れます。
皆さん、ヒルは木からや落ちてくることは絶対ありません。
今年のまとめとして満足です。みんなよく頑張って研究しました。来年も、この先目指して頑張ろうね。
講評と表彰式になり、ヒル研は、I 研究員が博物館長賞、O研究員が中日新聞社賞を受けました。
発表要旨は、三重生物の研究誌に載り国会図書館にも寄贈されるそうです。


これで、今期のヒル研の活動は終了となります。雪が解けたら、むみんなで山登りを楽しもうと思っています。が、今年の鈴鹿の山は3月末まで、だめみたいですね。急に暖かくならない限り・・・・。