発表の練習に来たU研究員 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

9月の3連休。外出はいけないという思し召しなのか、台風18号がこちらを覗っています。

 

そんな中、予定通りU研究員は科学研究発表会の練習にやってきました。

私の母の入院の都合でどうなるか分からなかったので、ヒル研全メンバーでの練習会は取りやめて個々の都合に合わせて、割り振りました。

U研究員の発表題目は、『吸血鬼 ヤマビルの正体は』ということで、研究をまとめました。

日常活動の中で、吸血鬼と恐れられる部分を調べていくうちに、かわいく思えるようになり、皆さんにヤマビルの正体を知ったら、そんなに恐れる生き物ではありません、と訴えることにしました。そして、今ではかわいくなり、ペットとして飼っていますと結んでいます。

大型スクリーンがないので、テレビにつないて゛の練習です。

なかなか上手に発表をまとめていてあとは、間のとり方や写真の差し方を中心に練習しました、

 

昼過ぎ、台風の曇の切れ目を狙って、越冬実験用ヒルを捕りに行きました。今しか捕るときがないので、思い切って出かけました。

薄暗い森の中、カッパを着用して雨の中ヒルを捕りに行くこの根性は大したものでしょう。

さっそく、捕獲開始。

沢山出てきました。外気温は16℃だったのですが、地温が高いので、にょきにょき出できました。

30分くらいで30匹くらい捕って帰りました。

家について、さっそく飼育用の大型瓶に移しました。

これで、次回のヒル研の準備はできました。

沢山練習を積んできてくれたので、余裕の時間が多くできて、台風前にヒルまで捕りにいけました。充実した一日です。