夏山フェスタアンケートの中間報告 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

7月18日にウインク愛知で開催された夏山フェスタで、ご来場の皆さまからいただいたヤマビルについてのアンケートを、I 研究員がパソコンに入れてくれました。

まだ、分析まではいってないのですが、単純集計を見ていて、おもしろいことに気付きました。

 

それは、ヤマビルをどう思うかという問いに対して、嫌悪感を持つ人の割合が、70%位です。恐怖感を持つ人の割合は、40%位です。

そしてそのデータを、ヒルの被害に遭った人とない人で比べてみると、

あまり差はないのです。あえて言えば、被害を受けた人は、恐怖心より嫌悪感が高く出でいました。

 

木の上から落ちてくるに丸を付けた人は、全体の80%くらいが被害を受けた人、全体の65%くらいが被害を受けてない人の割合でした。

やはり首筋をすわれた人は、上からを信じておられます。

 

それらの情報は、他人から得たというのが一番多く約45゜%、本で見たというのが25%くらいでした。

これを見ると、人から人に口伝いに広がっているので、あまり根拠のない噂を信じているのが見えてきます。

一人だけその他にチェックを入れて、落ちてくるのを見たと書いてくださいました。でも、逆のコメントを寄せた人が、木から落ちるなんて不自然と書いてくださいました。

 

子どもヤマビル研究会が、今必死になってこのあたりの真実を明らかにしようとしています。なかなか、この噂話を覆すのは、大変エネルギーがいります。

 

アンケートの一部を見ながら、子ども研究員とさらに策を練りたいと思います。困難を乗り越え、ヒルは木から落ちてこないというアンケート結果が、来年の夏山フェスタでは見られるように、頑張りたいです。

 

コーディネータ  ポッサム