こんな写真が撮れるのです | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

この写真は、ヤマビルを解剖して50倍くらいにして観察したものです。

松電舎さんの実体顕微鏡でテストに撮らせてもらいました。

解剖を担当しているM研究員は、大阪には連れていけなかったので、実際は見てないのですが、この写真を見たら身震いするでしょうね。

あとは、映像処理でさらに拡大できますが、ひときわ目立つ白い袋は、膣です。いつもこれを基準に全体を調べていくのですが、膣の横にも様々な形をした臓器があります。

決して、ヒルのおなかの中は、チューブではなかったのです。

 

 

今年は、1週間デモということで機材を借用しましたので、もっと、いろいろなことが分かってきます。

例えば、吸血した血液は、どこに蓄えられるのか。消化管は、あるのだけれどとても細く貧弱である。あの沢山の血が、消化管に入るとは考えにくいのです。

それに比べて、生殖器はとても発達していてしっかりしている。

さて・・・・・・・・・・?!!

 

今年は、解剖した状態で口からインクでも押し込んで、どこに入っていくかを顕微鏡下で確かめたいと思います。

この顕微鏡があれば、子どもたちの目は、更に輝くのです。

 

6月中頃から、キャンプファイアーでクラウドファンディングを開始します。ご支援よろしくお願いします。