梅雨は世間では嫌われる季節ですが、わがヒル研にとっては、絶好の研究季節なのです。
昨日は曇りでしたが、気温も高く各地で夏日を記録していました。
今朝から雨が降り、私たちにとっては大変うれしい気象状況になりました。
早速、雨が強くなる前に材料の調達にでかけました。いつもの宮妻峡です。
一歩足をふみいれたら、わんさと採れる予定で出掛けました。でも、なかなか顔を出してくれません。
気象状況は、気温19℃、湿度94%でした。ちょっと気温が低いかなと言いながら、探しました。
でも、さすがわがヒル研の研究員は、落ち葉の下から出で来るヒルを見つけて捕獲瓶に入れていました。
いないいない、と言いながら30分で80匹ほど捕まえました。さすがです。
雨も強くなりかけ今日の材料は十分採れたので、引き返すことにしました。
事務所に戻って、ヒルの細部の観察をしました。
前回同様、ヒルをはりつけにしておいて、虫眼鏡で見ながらスケッチをしました。
特徴がよくわかるように、注意深く描くという作業です。生物の観察の基礎になる部分ですので、何度もやっていきます。
そのはりつけのヒルに、ついでに食塩を少しかけて、どのようになるのかを観察しました。
塩のかかったところだけ溶けていくのがわかりました。(ピンの刺してある付近)
子どもたちは、天才的ないたずらをするものですが、今回もちょっと暇ができた研究員が、ヒルに虫ピンを数本刺して歩かせていました。
新体操のバトン競技を見ているようですが、ピンを付けたま平気で移動していくのです。弱ることもないですね。すごい生命力です。
動物虐待と言いながら、こんなことをしているのです。
楽しい食事の後、午後の部は、夏休み期間中のヒル研の実験計画を立てました。なかなか面白そうな計画ができています。
いま、それを明かすと、楽しみがなくなるので、また、その時期が来たらブログをご覧ください。
とりあえず、第一報を上げました。