大発見の番外編 | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

8月26日~28日まで、参加自由のヒル研番外編を開催しました。3日間参加は、2名、2日は1名と言う子どて、後は部活や用事だ欠席でした。


28日の予定、手港の都合もあって予定を変更して、自然の中でヤマビルの卵を探そうと言う気の遠くなるような計画がたてられていました。



前回まで採った場所に行き、スコップで腐葉土付近をすくい取り、箱に入れて探すことにした。

前回も、ここには1cmくらいのチビビルがたくさんいたので、多分この辺りでふ化したと思われる。

それで、そのチビビルに襲われないように、ヤマビル忌避剤の『ヒル下がりのジョニー』をたっぷりかけて、完全防備して、採集作業を開始しました。



開始後、15分ほどでボランティア君が「あった! 」と、叫びました。

みんなで確認して、間違いなくヤマビルのたまごです。

もうすでに抜け殻になっています。あの、うようよしていたチビビルは、ここから生まれたのでしょう。

それにしてねすごい発見でした。課題を提案したのは、このボランティア君です。そして、本当に卵を発見したのも、当人です。全くの偶然ですが、私たちにとって大発見です。

俄然みんなのテンションが上がりましたが、それに水をさすようにスコールの様な雨。仕方なく、成果は1個ということで本日の最終は終わりにして、事務所に帰ることにしました。



来年の、作業課題が見つかりました。来年度は、最初から子の中身をプログラムに入れておきましょう。