H研究員のノートから | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

ヒルの身体検査をしました。身長を計りました。


普通に置いた時の長さ  びよーんと伸びた長さ  触って縮んだ長さ

   2 cm 4.5 cm 1 cm

   1         4.0       1

   1         4.0       0.5

   2         6.0       1

   2         7.0       1


でした。         (H研究員のノート)


このデータ、興味ありますよね。

もちろん、動いているのを測るのですから、それほど正確ではありません。少々小型のヒルを机の上に置くと、2cmくらいの大きさのものが、獲物を見つけてびよーんと体を伸ばすと4.5cm。なんと倍以上の長さになるのですね。どのヒルもそうなんですね。


ところが、背中に触ると危険を感じてか、丸まって縮みます。するとどれもほぼ1cmになるのですね。

なんと、弾力性のある生き物でしょう。

こんな簡単なデータでも、いくつか記録を重ねると、面白い事実が見えてくるのですね。


小学生らしい研究ですよ。