フィルムの樹脂ケースにヒルを10匹入れたものを2つつくり、水の中に入れた。その水温を変化させて、ヒルの様子を観察した。水温は、5℃~45℃の範囲で順に温めていった。観察は、水に入れて3分後の様子である。
水温 ヒルの様子
5℃ ヒルが一つの場所に集まってじっとしていた
10℃ ヒルがばらばらになって動かない。
15℃ 10匹中2匹が動き始めた
20℃ もうちょっと活発に動いている。
25℃ 活発に動いている。プールサイドの感じ
30℃ 活発に動いている。プールサイドの熱さ。
35℃ 活発である。暴れているという感じ。
40℃ 活発に動いている。やけどしてるみたい
45℃ 全員ご臨終
宮妻峡にヒルをとりに行ったとき、地温が11℃の時はほとんどとれなかったが、高くなったら、たくさんとれた。また、日が当っているところではたくさんとれる。
でも、余り高い温度になると死んでいく。だから、25℃~30℃くらいがちょうどいいと思う。
(O研究員のノートより)
こんな風に5℃きざみではあるが、簡単な実験装置で、ヒルの活動と温度の関係を調べることができる。
Y研究員のノートもこれとよく似た表現で書かれていた。
子どもの言葉って、すごくうまく言いまわしているね。老人コーディネータではムリ。
若い感覚がもらえてありがたいです。