前回からの続きで、水にヒルを入れるとどうなるかを試してみることにした。
K:研究員のノートに加筆しながら、説明していきます。
トレーに水を2cmほどはって、その中央にヒルを一匹入れてみた。
すると、ヒルは首を水中から出したりしながら淵の方に移動してきて、やがて水から出できた。
また、中央に戻してやると今度は5分経っても水から出で来なかった。
息も吸わないのに、10分以上経っても出てこなかったが、死んではいない。
次に、そのトレーに塩を入れたら1秒くらい動いたけれど、すぐ縮こまって動かなくなり死んだ。
このことから、ヒルは、もし雨が降ったりして地面が水浸しになっても、おぼれたりせずに生き延びていく。
でも、塩分にはかなり弱いらしい。
次回は、この限界の濃さを調べるのが面白そうだ。