ヒルが木の葉からぽたぽた落ちる!!! | 子どもヤマビル研究会

子どもヤマビル研究会

2011年から市内の小中生とともにヤマビルの生態研究をしています。「ヒルは木から落ちてこない」の著者です。

先日、夏の研究会の打ち合わせでお邪魔したお宅で、とても面白いお話をうかがた。


それは、ヒルが桜の木にぶら下がっている。うちの木を見に来たらいい、という近所のおじさんからの情報だった。

よくよく聞いてみると、木の葉から糸をつけて下の方に垂れ下っているというものだった。


もう、みなさんお分かりですよね。

これは、ヤマビルではありません。第一ヤマビルは、糸なんか出さないですよね。


これは、桜に付く毛虫で蓑虫ですよ。


世の中で、このような話がまかり通って、ヒルが木の葉から一杯降ってくるという噂話が、飛び交っているのですね。


私は、ヒルが木に登っているところなんて見たことがないし、絶対そんなことありえないと思っています。


今度から、ヒルが木の葉についていたという話があったら、どんな虫だったかしっかり尋ねることにしようと思いました。


この情報をくれたおじさんは、子どもの時から菰野町の山のふもとで育って長年生活している人です。その方ですら、そういう話ですから、世の中怖いですよね。


ヒル研のみんな、ヒルにまつわる世の中の噂話は、一つ一つつぶして調べていこうね。いよいよ面白くなってきたぞ。