...一目瞭然で語るに落ちたお花畑派... | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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自らが、真実を知り得る人間なのかどうかは、相手との信頼関係について深く思い起こす...までもなく、鏡を見るだけでも、すぐに分かりそうです。これぞ「一目瞭然」ってやつですね。

それにしても、こういった会合が本当にあったとは...


事実⑥:令和5年2月4日頃に行われた宙組内での話し合い (頃というのは、日付が確定できないってことですか?)
(1)話し合いまでの経過
「報道により落ち着いて稽古が出来ない状況であるため、演出家(小池修一郎氏?)の提案によって、当時の組長(寿つかさ氏)は、宙組劇団員だけで話し合う機会を設けた」
「事前の確認で、A及び別の上級生は発言を希望し、故人は話したくないと述べた」
(2)全体の話し合い
「ヒアリングでは、Aがどのような発言をしたのかについての一致した供述は得られなかった」
「下級生に対するヒアリングでは、上級生がAのみを擁護し、故人は発言を許されず、これを機に上級生との溝が深まったと供述したものが多かった」
(3)全体の話し合い後の経過
「教室を移動中の廊下で、故人は過呼吸のような症状を起こした」
「この時、当該上級生から『何であなたが泣いているの』という趣旨の発言があったという供述があった」

事実推定⑤
(1)から明らかになることは、故人が発言しないと分かったうえで、会合が行われたという事実です。他方は発言を希望しているわけですから、この会合は、必然的に
「A及び別の上級生の言い分のみを全ての宙組劇団員に聞かせる」
会合となることは、あらかじめ分かっていたことです。このような会合で
「報道により動揺する劇団員を落ち着かせることが出来る」
と考える根拠が理解できない。そういった当初の目的 (?) が達成できる見込みがないのであれば、何のために行うのか? 当然ながら、結果として会合で見えたものは、供述にもある通り
「上級生がAのみを擁護している」
といった姿であり、実際にこの会合によってもたらされたものは
「下級生と上級生の溝が深まった」
だけだったようです。

作為?
この報告書を読むと、
「A及び別の上級生側のみが発言することになったのは、本人の希望の結果に過ぎない」
と主張したがっているように見えますが、実際の会合の結果がこういった様になったことの責任の所在は、当然ながら、
「そのような一方的な会合になることが十分に分かった上で、その会合を開催した組長側 (あるいは、そうように組長に指示を出したもの)
にあることは歴然であると思われます。

証拠①:率直に述べれば、会合の目的自体、上記のようなものではなく、一部報道にもあった通り (あるいは、一部下級生の供述が暗に示している通り)、あるいは、やや内容は異なるものの遺族の主張通り
「本人を糾弾するための会合」
と考えても、論理的には矛盾しないでしょう。実際、会合後に故人は
「過呼吸のような症状」
に苦しんでおり、会合が故人に強烈なストレスを与えてたことは疑いえません。

パワハラとは
「職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為」
とされています。

相手の言い分を一方的に聞かせれる会合に出たいと思う被害側の人間は、どこにもいません。にもかかわらず、そのいった会合への参加を要求し、参加させ、その結果として、当人に強烈な精神的苦痛を与えているわけですから、この会合についての報告書の記載は、正に、某氏の発言にあった
「証拠の一つ」
として挙げられる可能性が十分にあるものと思われます。


事実⑦:文春報道に関する故人への影響及びその後の体調
2023.2.6「宙Pに対し、稽古を休みたいとの連絡があったが、その後、やはり出席すると言い出席した」
「対象の相手といることで、色々な問題があり、とてもしんどかったと話していた」
「故人がリークしたという劇団あるいは宙組劇団員の発言があり悩んでいるという供述があったが、そういった供述した者は少なく、故人がリークしたと疑う発言があったとは認定できなかった」

記憶錯誤:あれ「うそをついてないか繰り返し聞いていた」といった記述があったのでは...って読み返してしまいましたが、それは、会見での発言だったのですね。会見も途中から見ていたので、記憶がごっちゃになっていたようです。実際には
「イジメやハラスメントはない」
「嘘つき野郎といった暴言は、伝聞情報のみ」
「ただ、嘘をついていないか、何度も確認していた」
といった主張だったようです...。聞きそびれただけなのかもしれませんが、実は、証拠云々のところは記憶にないのですが、このフレーズは
「強烈に印象に残っていました」
といいつつ、報告書で見たのかと誤解していましたが。
それにしても、報告書には、(わざわざ?) 「そういった供述した者は少なく、故人がリークしたと疑う発言があったとは認定できなかった」と曖昧に記載しているのに、会見で白○するって...きっと、生来とても正直な方なのでしょう。


証拠②:
さて、
「全く信頼のない人物から、嘘つき野郎と一度だけ罵られる」
のと、所属する企業の上層部から
「噓をついていないかを、何度も問いただされる」
のと、どちらのストレス・レベルが高いでしょう...って、考えるまでもないですね。そもそも、「嘘をついていないか繰り返し訊く」のって、
「当人を嘘つき扱いしている」
のと全く同じことでしょう。そんなことも分からないのでしょうか? しかも、それは、上記のように様々な悩みに、被害者が非常に苦しんでいる状況下で行われています。

パワハラとは
「職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為」
とされています。

ということで、報告書にはありませんでしたが、この発言は、明らかな
「二つ目の証拠」
となると思われます。

訂正:こちらは、のちの「本役へのお声がけコミュニケーション」についてのご発言だったのかもしれませんので、訂正させていただきます。

このように、会見での率直な発言は別としても、報告書の内容を読み解いていくと、かなり忖度したとしても、その論理的な帰結としては、
「パワハラに該当する事案があった可能性は否定できない」
となるような気がします。

事実推定⑥
会見のタイミングを考えると、「報告書はすでに出来ていたものの、そういった結論となってしまい、公表したくとも、そのままでは公表し難い状態に陥っていた (或いは、結論の変更を要求したが拒否されていた)。しかし、遺族サイドに機先を制され、やむを得ず、急遽結論を変更したうえで、急ぎ会見を行った。ただし、その変更に反発した劇団側弁護団は同席を拒んだ」といったストーリーさえ想定しうる感じです。

それにしても、その弁護士事務所に劇団を運営する阪急電鉄のグループ企業の役員が所属しているとは...これぞ「語るに落ちた」って奴でしょうか。しかし、ばれないとでも思っていたのでしょうか...。こちらこそ、本当の「お花畑派」と言えそうですね。

...はともかく、あれだけの「啖呵を切った (?)」のだから、すぐにでも再開と思いましたが...東京公演の前半も中止か...こちらも一部の報道通り、「公演が出来る状態ではない」ってことなのでしょうか...って、やはり「再調査に応じざるを得なかった」ということですか...いや、両方とも理由なのかもしれませんね。ちなみに、私のチケットもとびましたので、私自身も宙組公演を見ることは無くなりました...


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