GRAND MIRAGE! ② ’23年・花組・東京 「期待」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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①ちーずちゃん ②はばまいちゃん ③たけちゃん ④こっちゃん ⑤キキちゃん
①20世紀号 ②1789 ③ファントム ④王家に捧ぐ歌
①とうこさん ②あさこさん
①あすかさん ②おはなさま 

ネオ・ロマンチック・レビュー『GRAND MIRAGE!』
作・演出/岡田 敬二  

令和5年9月23日 東京宝塚劇場 15時30分公演 1階18列センターやや下手側S席   


第3章 VIVA! カンツォーネ
  音楽 甲斐正人 / 振付 百花沙里
さて、ここは

② 永久輝 せあ(97期・6番・研13 「ひとこ」) カンツォーネの青年S  歌唱 ☆☆☆ / ダンス ☆☆☆☆

「二番手スターシーン」

でしたね...。いや、正直なところ、あまり印象が残っていなくて...。ひとこちゃん、成績上位者らしく、芝居も、歌唱も、ダンスも穴のない
「万能タイプ」
のスターさんですが、「声が軽い」というか
「声質に厚みがなく、響きが薄い」
感じなので、「歌で魅せる」のは難しいかな...。むしろ、
「ダンス」
の方が、より魅力的でしょうか。


第4章 シボネー・コンチェルト  音楽 高橋恵 / オリジナル振付:喜多弘 / 振付 若央りさ 

とはいえ、

③ 柚香 光(95期・研15「れい」) ラテンの男S  ダンス ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆

やはり、れいちゃんのダンスに、より引き付けられてしまいます。何と言うか
「テクニカルな魅力」
だけではない、
「れいちゃんにしかない魅了」
がありますよね...
...なお、場面の詳細の記憶がないので、前場に引き続き、☆評価はしておりません(笑)。

そうそう、この辺までは、
「あわわちゃん」
の方が目立ってない? って思っていましたっけ。ただし、ただし、最後の方では、やはり、
「みさきちゃん」
が、前に出てきていた感じでした。そして、歌唱力も明らかに上ですね。


間奏曲(2)「She」 ☆☆☆☆  音楽 植田浩徳 / 振付 御織ゆみ乃

ここにきてようやく...

④ 聖乃 あすか(100期・10番・研10 「ほのか」「あすか」) 歌唱 ☆☆☆☆ / ダンス ☆☆☆☆

「男役美声」

を、十分に楽しめた気がしました。
「厚みがあって、よく響く美声」
ですね。歌唱技術も少し上がったかな? まだ
「ノビシロがありそう」
だし、間もなく、二番手スターにもなりそうですから、これからが益々楽しみですね。


第5章 夜の街の幻影  音楽 玉麻尚一 / 振付 謝珠栄

第6章 ロケット  音楽 吉崎憲治,植田浩徳 / 振付 百花沙里

謝先生の振付だったのか...って、あまり印象が...(笑)。
ロケットは、何だか「メンドクサソウ?」な振りだと思いました。


第7章 ボレロ・ルージュ  音楽 吉崎憲治 / 振付 羽山紀代美

羽山先生、この舞台の稽古期間中だったんですね...。これが、正に「遺作」となったわけですか...。
最初の、二番手、3番手の並びだと、しっかりとした真っ直ぐな軸を感じさせる「ほのかちゃん」のダンスの方が好みだったかな...。ただし、いずれにしろ、せり上がりから、一気に「れいちゃん」に持っていかれちゃうんですけどね(笑)。


間奏曲(3)
第8章 フィナーレ(デュエット)
第9章 フィナーレ(パレード)
  音楽 吉崎憲治,植田浩徳 / 振付 若央りさ

「しーちゃん」のアナは、誰が埋めるのか...って、そもそも埋まるのか...。
「ひとみさ」で、「ほのかちゃん」が歌うのは、中々よさそう...。
個人的には、「松岡優紀」の頃から注目していた実力派さんでした。ちょっと、エトワール向けの声ではなかったのかな?
 

○ ザ・ロマンチック・レビュー?

「ロマンチック・レビュー」
シリーズの新作は、2009年
『Amour それは…』
から、7年の空白があって、2016年に、新作
『ロマンス!!(Romance)』
があり、その後は、「...Sunrise」「モアー...」を挟んで、さらに7年後の2023年、この完全新作 (?)
『GRAND MIRAGE!』
となるわけですが...。
...毀誉褒貶があった気がしますが、個人的には『ロマンス!!』は、結構好きなショーでした。結構、斬新さというか
「冒険的なシーン」
も多かったですよね。でも、今回は、何だか
「ロマンチック・レビュー」という型
にぎっちりとハマりきっている感じで、場面構成だけでなく、楽曲の性質にも、あまりに
「既視感」
が強く、正直なところ
「新作を見ている」
という感じがあまりしなかった気がします。

● 作品評 ☆☆

とはいえ、これは、あまりにも書き過ぎというか、おそらく
「書かされ過ぎ」
な、最近のダイスケ先生にも言える事のような気もしますが...(笑)。





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