パッション・ダムール・アゲイン! ① ’23年・星組・全ツ 「満喫」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

My Favorites:
①ちーずちゃん ②はばまいちゃん ③たけちゃん ④こっちゃん ⑤キキちゃん
①20世紀号 ②1789 ③ファントム ④王家に捧ぐ歌
①とうこさん ②あさこさん
①あすかさん ②おはなさま 

ロマンチック・レビュー『パッション・ダムール・アゲイン!』
作・演出/岡田 敬二

令和5年4月2日 市川文化会館 午後12時公演 市川文化会館 2階7列下手側B席 

前回は、あまりにも素晴らしい「ゆうなちゃん」の歌唱に圧倒され、観劇感想とは言えないような記事になってしまいました...(要反省...)。もう少し、マトモ (?) な感想を書きたいところでもありますが、その前に...。 

[解説]
宝塚の男役の美学を追求するレビュー作品を次々と生み出してきた演出家・岡田敬二の「ロマンチック・レビュー」シリーズの粋を集め、2020年宝塚バウホールで上演された『パッション・ダムール -愛の夢-』を全国ツアー公演として再構成。宝塚歌劇ならではのロマンチックなレビュー作品において、専科の凪七瑠海と星組生達が、ロマンチックで情熱的なステージをお届け致します。  

例によって、「アゲイン」という言葉を聞いて初めて、そういえば
『パッション・ダムール』 
って、かちゃ君の主演公演があったっけ...といった塩梅でした(笑)。残念ながらそちらの舞台は観ておらず、私にとっては、アゲインではありませんでしたけど...。


第1章 プロローグ パッション・ダムール ☆☆☆

少し時代がかった曲調で、
「岡田先生らしい...」
って思っていました。一応「スパニッシュ調の曲」ってカテゴリーになるんですね。お芝居とのつながりも感じられるし、「華やかで」いかにも
"THE TAKARAZUKA"
って感じがあって、全ツに相応しいショーの始まりでした。


間奏曲1 「夢・アモール」 ☆☆☆☆

おおっと懐かしい...。
この曲を聴いて
「この作品って、自身による、過去のロマンチックレビューのオマージュなの?」
とか思いましたっけ...ちょっと外していたようですけど(笑)。
「せおっち」「かりん君」「かのん君」
だと、かのん君の歌が際立ってくるのかな...とか思っていたら、そうでもなかった...皆さん、
「歌の実力」
が伸びているんですね。自然と手拍子が出て、よいシーンでした。


第2章 アディオス・パンパミーヤ

タンゴの名曲だったんですね。かちゃとゆりちゃんのダンスシーンだったみたいだけど、最後の
「アディオス」
しか覚えていない...。


間奏曲2 「ロマンス」 ☆☆☆☆

めっちゃ懐かしい...。
「みちふうの退団公演」
ですね...。あのショー、世評は今一つだった気がしますが、個人的には好きな作品でした。久しぶりに聞きましたが、この曲もいいですね...。
「平易 (と言うか、ベタ (笑)) な歌詞となめらかなメロディー」
際立つものがあるわけではないけれど、むしろそこが、とても
「心地よい
...。曲の始まりでは、正直
「ひっとんで、歌い切れるのかな?」
って思ったのですが、杞憂でした (とはいえ、ふうちゃんの「飛び切りの美声」と比べると...と思わないわけじゃなかったけど)。よく声が伸びていて、十分に
「聴かせる歌唱」
でしたね。そういえば、102期の初舞台は、同じ「みちふう」の
『THE ENTERTAINER!』
でしたっけ。
そして、ペアを組んだ
「同期のカノン君」
...って、あれっ!?
「102期首席&次席」
コンビじゃないですか。中々豪華 (?) なペアリングだったんですね。ところで、肝心なその歌声は...って、あれあんまり聞こえなかったよーな...。カノン君は、こっちゃんに似た、
「やや低めの声域」
なので、ちょっとこの曲には合わなかったかな?

...はともかく、多分、この曲のインパクトが強すぎて、↑の場面の印象が希薄なんだと思います(笑)。そして、この場面で (というか、間奏曲2曲で? (笑)) すでにかなり
「満ち足りた (?)
気分になって、「来てよかった...」というか、
「当たってよかった...」
って思っていました。


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村