バレンシアの熱い花 ① ’23年・星組・全ツ 「色々とピッタリ?」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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ミュージカル・ロマン『バレンシアの熱い花』
作/柴田 侑宏  演出/中村 暁

令和5年4月2日 市川文化会館 午後12時公演 市川文化会館 2階7列下手側B席

『カジノ・ロワイヤル』の感想の続きを書き始めてみたものの...あんまり「○いこと」が書けなさそうだし、公演も始まったばかりだし...で興がのらず...。
東京公演では多少演出の変更が...まあ、ないかな...巨匠は、お忙しいでしょうし...多少の手直しでは、印象はあんま変わんなそうだし...。
東京の友の会は全滅だったので、あれが「マイ楽」になったっぽいんですけど...まあ、1回でも...。

さて、こちらも友の会様は全滅でしたが、某カードでの当選でした。市川はいつぶりだったかな? 隣にスーパー、その前にファミレスがあったことは覚えていましたから、来たことがあるのは確かなのですが...。

[解説]
1976年に月組で初演、2007年には宙組で、2016年には宙組全国ツアーとして再演され、いずれも大好評を博した柴田侑宏による傑作ミュージカル『バレンシアの熱い花』。19世紀初頭のスペイン、バレンシア地方を舞台に、領主であった父を殺害された青年が、仲間と力を合わせて復讐を果たそうとする姿を、様々な愛の形と共にドラマティックに描き上げた作品です。心揺さぶる名曲に彩られた、ロマン溢れる大人の恋物語にご期待ください。

初演は未見ですが、2007年はスカステ映像で、2016年の全ツは舞台を観劇しています。ですから、大体のストーリーは覚えていましたが、全然忘れてしまっていたことも多かったかな?(笑)



○ Which?
とりあえず、「?」と思ったことが、二つありました。一つ目は
「どっちが二番手役なの?」
実際、2007年の本公演は「ラモン/ロドリーゴ」が
「蘭寿/北翔」の役替わり
でしたからね。ただし、2007年の全ツ、2016年の全ツともに、二番手スターは
「ラモン」
を演じているので、こちらが
「二番手役設定」
なのは確かなのでしょう。でも、やっぱり、物語的には、むしろ
「ロドリーゴ」
の方が目立っている気がするんですよね。今回は
「ラモン/せおっち」「ロドリーゴ/しん君」
だったわけですが、次は「ロベスピエール」だし
「しん君、グイグイ推し」
が続いている感がありました。


○ Who?
そして、もう一つは
「ヒロインって、こんなに出番が○なかったっけ?」
でした。
「演出の変更があったのかな_」
とも思いましたが、
「2016年のイザベラは、誰だっけ?」
って考えて...結局思い出せなかったので (正解は「うらら嬢」でした。実は、「みりおんだったかな?」とか考えていた...(笑)。ところで「ひばりちゃん」って、ちょっとうららちゃんに似てませんか? うららちゃんを、ちょっとかわいらし系にした感じにした美人さんというか)、元々出が少なく、印象が薄くなりがちなキャラだったのかもしれません (実はシルヴィアの方も「まどかちゃん」だったと思い込んでいた (正解は「ららちゃん」) ので、単に記憶力が"too poor"なだけかもしれません...(笑))。ただし、
「主役とヒロインの絡み合い」
が、比較的薄い感じなのは
「主役/専科」&「ヒロイン/トップ娘役」
という、かなり
「異例」
の全ツ公演には、むしろ相応しい物語だったのでしょうか。ということで、結局、私の二つの「?」こそ、
「この演目が選ばれた理由」
なのかもしれませんね。


○ 「瞳の中の宝石」ランキング?
さて、この作品を代表するような忘れがたい名シーンと言えば、やはり、歌い手を替えつつ、何度も繰り返して歌われる
「瞳の中の宝石」
のシーンではないでしょうか。
「愛している 愛している...」
と、何度もリフレインされるフレーズは、ボーっとしていると、つい口から出そうな気がして...ちょっとヤバイですね(笑)。
...は、ともかく、この名曲の個人的
「歌い手ランキング」
は?

第1位 都 優奈(102期・17番・研8 「ゆうな」「NEYSAN」) 幻想の歌手 ☆☆☆☆☆☆  第9場D 幻想(星空)

第5場のパーティーシーンでの一声で、すでにその存在に気づいていました (この歌姫は、当然「赤黒組」だと思っていましたけど)。初めは、かちゃが歌って、まもなく歌い継ぐ構成だったかな? 以前に
「ザ・ベスト・エトワール」
と書いたこともありましたが、彼女の本領は、むしろ、こういった
「劇性のある歌」
の方が、より発揮されるかもしれません。エトワールの理想は
「高域にきれいに伸び、美しく響き渡る歌声」
といったところで、こういった点では、例えば
「雪組ありすちゃん」
も、「ゆうなちゃん」に、勝るとも劣らない実力がありますが、ゆうなちゃんの場合は、それに加えて、歌声に
「しっとりとした情感」
が乗っていくんですよね...。もはや、
「TAKARAZUKAの歌姫」
という範疇を超えた歌唱のように聞こえました。ゆうなちゃん、某専科様も超えて、今や
「劇団随一の歌い手」
なのではないでしょうか。

第二位 極美 慎(100期・22番・研10 「しん」「かりん」) ロドリーゴ ☆☆☆☆  第10場 シルヴィアの心

↑は、ダントツでしたが、二位と三位は僅差...でした...が、この公演では、こちらがやや上回ったかな。美声とまでは言えないかもしれませんが、
「よく響く良い歌声」
でした。感情もしっかりとこもり、持ち前の美貌も活きた
「お芝居の良さ」
が加わって、ちょっとだけ
「涙腺が緩み」
ました。しん君、歌が上手くなりましたね。まだ、ノビシロがあるでしょうか。

第三位 瀬央 ゆりあ(95期・40番・研15 「せおっち」「なおみ」) ラモン ☆☆☆☆  第15場 ラモンの哀しみ

他日の公演では、こちらが上でもおかしくない位だったかな。せおっちも、
「よく響く歌声」
で、かつ、「ラモンの切なさ」がよく伝わる、よい意味で
「泣き」
が入った歌で...こちらも、ちょっと涙腺にきました。

「ARIちゃん」が来て、↑にも書いた通り、「しん君」がグッと上がってきてはいる感じ...でも、こっちゃんは、まだまだだと思うので、せおっちも、しばらくは大丈夫なのか...どうなのか...これからが、ちょっと気になりますね。

第四位 凪七 瑠海(89期・首席・研21 「カチャ」「エリカ」)フェルナンド ☆☆☆  第18場 別れ

ということで、第4位はかちゃ君でした。↑の二人よりも歌唱が劣っているわけではありませんが、この場面って、↑の二つのシーンと比べると、涙腺に来るどころか、私のような「非リア充」にとっては、逆に...っていうことも大きかったでしょう(笑)。また、個人的には、声質にやや癖を感じるタイプで、歌唱に感心はしても、感動とはいかないところもあります。とはいえ、↑の二人では歌いこなすのは難しいであろう
「海外μ系の難曲」
でも、かちゃ君なら、そつなくこなすことでしょう。

かちゃ君、
「専科6年目」
になるんですね。これまで、
「本公演特出4回」「外箱公演特出3回」
いずれも「スター系専科」らしい「良い仕事ぶり」でした。また、これで、
「主演も3作目」
となりますから、専科としては、かなり
「傑出した活躍ぶり」
といっていいでしょう。ただし、すでに
「研21」
少なくとも2000年以後では、トップ就任は「研18」が最高でしたから、やはりこれからが気になるところですね...。


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