作・演出/藤井 大介
作曲・編曲/青木朝子,手島恭子 録音音楽指揮/橋本和則 振付/羽山紀代美,御織ゆみ乃,若央りさ,平澤智,百花沙里 装置/新宮有紀 衣装/加藤真美 照明/八木優和 音響/大野優 小道具/太田遼 歌唱指導/彩華千鶴 演出助手/町田菜花,荒川陽平
令和3年9月12日 神奈川県民ホール 11時公演 1階14列センター下手側S席
さて、この前の本公演と同じ作品ということで、
「娘1変更」
そして、
「二番手スターが抜け」
て、花組の舞台は
「どう変わるのか? 変わらないのか?」
が気になっていました。
[解説]
野性的な色気を持った柚香光は、まさにCool Beast!!
柚香光が「Beast=野獣」に、新たに星風まどかが「艶花」に扮し、美しく心優しいBeastが見た夢を、ストーリー仕立てで綴る魅惑の世界。
個性豊かな花組生達によるパッショネイトで刺激的なラテン・ショーを、全国ツアーバージョンとして一部リニューアルしてお届け致します。
要するに
「はなちゃん」→「まどかちゃん」
で、ショー・パフォーマンスがどうなるのか? そして、間もなく来るのかもしれない?
「あきら君」→「ひとこちゃん」
という体制は、どんな感じなのか?
が、この観劇の一番のポイントだったでしょうか。
○ 場面構成
S序 イニチム・ソムニアー夢の始まり-
S1 トレス・ソムニアー3つの夢ー
S2~4 フェロクス・ノクテー激しい夜ー
S5 テラ・インコニタ ー愛の目覚めー
S6 ラビリンス ー迷宮ー
S7 テンラシアン ー誘惑ー
S8 ナイトライフ ー夜遊びー
S9~12 ノクトゥム・フェスティバル ー夜の祭りー
S13 エキサイタレ ー興奮するー
S14 イータル ー旅ー
S15 ペラクトルム ー懐かしさー
S16 レビドゥス・ノクテ ー華やかな夜ー
S17 トリスティティア・ノクテス ー悲しみの夜ー
S18~20 カエルム ー天国ー
S21 デ・ソムニウム ー夢のつづきー
S22~23 エトプティム・ソムニウム ー極上の夢ー
S24 フェリクス・フィニス ーハッピーエンドー
予想通り、
S7 ヌプシャレム ー結婚式ー
の場面が変更。そして、場面の名前は変わっていませんが
S22A エトプティム・ソムニウム ー極上の夢ー
の「あきら君」のところが、「ひとこちゃん」となり、曲も変わっていました。
S7 テンラシアン ー誘惑ー 音楽/青木朝子 振付/羽山紀代美
本公演バージョンでの「S7」は、前後とのつながりがなく、ここだけ
「別世界 (?)」
みたいな場面でしたので、「全ツ」での変更を予想していました。ただし、『クルンテープ』でもあったような
「れいまどシーン」
かと思っていたのですが、実際は
「まどかちゃんワンマンショー (?)」
でした (もしかして「ワンウーマンショー」っていうの?)。とはいえ、ここが、「新娘1」の
「最大の魅せ場」
だった気もします。
S5 テラ・インコニタ ー愛の目覚めー 音楽/手島恭子 振付/百花沙里
本公演バージョンの感想で
「モダンな美しさに満ちたクラシック系現代音楽」
とか書きましたが、プログラムの「はなちゃん」のインタビューを読んだら
ラヴェル『水の戯れ』
って曲名が書いてありましたね(笑)。「はなちゃん」も、きっちりと踊りきっていましたので、
「同期落下傘新娘1」
は、さらに軽々...というか、多分
「もっと難しい振付」
の方が、その実力を、さらに発揮できたのかもしれません。ただし、はなちゃんは
「花の精霊」
って印象でしたが、今回は
「花の妖精」
って感じがしました。
● 作品評価 ☆☆☆☆
観劇前、上にも書いたように「トップ娘役交代」で、
「ショーのクオリティー」
が、どのように変化するのかに興味があったのですが、見終わって、先ず思ったことは
『Cool Beast!! 』
って、藤井先生が、しっかりと、退団する
「はなちゃんに合わせて」
作ってくれた作品なのだということでした。そして、そのことに改めて感謝する気持ちにもなりました。
● 公演評価 ☆☆☆
でも、それって、この作品が
「新娘1の魅力」
を存分に発揮する構成ではないということでもあった気がします。人数も少ないし、仕方ないかもしれないけれど、
「本公演バージョン」
の方が、
「クオリティーは上」
だったでしょう。
結局、今回の「娘1の交代」で、「ショーのクオリティー」が上がるのかどうかは、
『The Fascination!』
を「見てのお楽しみ」でしょうか。
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