作/柴田 侑宏 演出/樫畑 亜依子
作曲・編曲/吉田優子,高橋城,高橋恵,寺田瀧雄 振付/御織ゆみ乃,ANJU 装置/稲生英介 衣装監修/任田幾英 衣装/加藤真美 照明/八木優和 音響/岩崎春奈 小道具/太田遼 歌唱指導/飯田純子 演出助手/栗田優香 舞台進行/荒川陽平
令和3年9月12日 神奈川県民ホール 11時公演 1階14列センター下手側S席
さぼり過ぎて、書き方忘れてしまったのですが(笑)、忘れっぽい自分の為に、寸評のみ残しておきたいと思います。
[解説]
舞台は19世紀末のスペイン。花形闘牛士エリオ・サルバドールは、人々の賞賛を一身に浴びて栄光の道を歩んでいた。だが、マドリードの名士リカルド・ロメロの屋敷で催される夜会に招かれた際に、初恋の女性エバと再会し、人生の歯車を狂わせることとなる……。
1985年、柴田侑宏より峰さを理に当てて描かれた本作は、星組で初演後、花組で安寿ミラ、真飛聖、雪組で早霧せいなを主演に度々上演を重ねてきました。死に直面する凄絶な孤独感、その底に流れる凝縮された情熱、愛への渇きや不条理など、情熱的な生と死を著した名作を、どうぞお楽しみください。
なお、この公演は花組新トップコンビ・柚香光と星風まどかのお披露目公演となります。
○ キャスト評
① エリオ・サルバドール 柚香 光 芝居 ☆☆☆ / 歌唱 ☆☆
いつものように、
「綿密に芝居」
を作り上げているし、その
「華やかな美貌」
は、正に
「宝塚の真ん中」
に相応しいとは思うのだけれど、この
「グラン・マタドール」
役には、やや
「線が細い感じ」
が付きまとっていたように思われます。同じく「めっちゃ細い」
「ちぎさん」
の時には、あまりそんな感じはしなかった気がするので、ちょっと不思議です。
② エバ・シルベストル 星風 まどか 芝居 ☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆
さほど
「人物像に深み」
がある設定でもなく、
「宙組娘1」(→「専科」?)→「花組娘1」
ですので、このくらいのお芝居は「難なく」こなしていました。でも、もう少し
「アダルト」
な人物造形が必要な気はしますね。「うら若き」設定なのでしょうが、決して「無垢な少女役」ではなく
「恋人の元で暮らす未亡人」
役なのですから。まあ、この辺は、実力ではなく
「持ちキャラ」
の問題なのでしょうが...。
③ リカルド・ロメロ 永久輝 せあ 芝居 ☆☆☆☆
予想通り、こういった、ちょっと
「オジサマ系の役」
が、結構「はまり」ますね (まあ、実際の年齢設定はよく分からないのですが (笑))。とはいえ、「あきら君」の方が、もっとハマっていた気はしないでもありません...。
④ アンフェリータ・ナバロ 音 くり寿 芝居 ☆☆
前回の「オクタヴィア」の時にも、強く感じましたが、こういった
「純心系・深窓のお嬢様」
的役柄には、あまりにも向いていないと思います。とはいえ、
「娘役二番手役」
って、そういった役柄が多いんですよね...(はやりの (?) 「悪役令嬢」とかならピッタリだと思うんだけど...(笑))。まあ、もう少しすると、こういった役どころには「みさきちゃん」が来ることになるのでしょうが...。でも、わたし的には
「あわわちゃん」
推しです(笑)。
⑤ ビセント・ロペス 聖乃 あすか 芝居 ☆☆☆☆
ここが、一番、役どころに「ハマっていた」気がします。
⑥ マルーカ 美穂 圭子
「この役どころっている??」
ブッチャケ、いない方がいいような気がしました。
● 作品評 ☆☆
何度か再演されているので「名作」ってことだとは思いますが、あの
「オチ (?)」
以外には、
「物語的な面白み」
があまりない気がして、すでに、そこが分かっていての観劇だと、物語自体には、今一つ「見応えがない」ように思いました。
● 公演評価 ☆☆☆
色々書きましたが、主役の
「音程のズレ」
がたまに気になる以外は、特に
「ストレスなく」
舞台を楽しむことが出来ました。
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