脚本・演出/齋藤 吉正
作曲・編曲/青木朝子 琵琶奏者/友吉鶴心 龍笛奏者/小野真龍 指揮/西野淳 振付/花柳寿楽 AYAKO 殺陣/清家三彦 装置/國包洋子 衣装/加藤真美 照明/佐渡孝治 音響/大坪正仁 小道具/松本久尚 歌唱指導/HANNA BUNYA 手妻指導/キタノ大地 演出補/鈴木圭 舞台進行/宮脇学
令和元年6月2日 午後15時30分公演 2階11列上手側A席
まあ、前の記事に書いた通りの印象が強烈ですが、とはいえ、「お楽しみ」が、全くない...訳ではない...はず...とはいえ、依然として
<やや辛口、ネタバレあり記事となっておりますので、ご注意ください>
〇 The Most Remarkable Point?
さて、この観劇の
「注目ナンバーワン」
は、何と言っても、れいこちゃんの休演に伴う
「代役さん」
の頑張りでしょうか。まずは、直接の代役
① 風間 柚乃(100期・9番 「おだちん」「ゆの」) 本位田又八 芝居 ☆☆☆
「おだちん/又八」
から。何か、「大抜擢」が続き過ぎちゃって、もう、こういうのも馴れちゃった感があり、何の驚きもありませんでした(笑)。同期には、その他
花組「ほのかちゃん」 星組「しん君」
と、
「正統的路線系スター確定 (?)」
の男役さんが二人もいますが、この3人の中では、芝居、歌唱ともに
「安定の実力」
という意味では一番でしょうか。ただし、反面、やや
「キラキラが足りない」
って気もしますね。
〇 Capabilities and Traits
今回の「研11」さんの代役も、「研6」の新公学年とは全く思えない
「高度安定の芝居」
でした。まさに、安心して見ていられますが、
「れいこちゃん/又八」
にあった「やっていることはサイテーでも、どこか憎めない」といった
「(キラキラ系の?) ご愛嬌」
といったものが弱いような気がしました。そして、全般的に「暗く」なりがちな、この物語の中で、「れいこちゃん」って、なかなか「いい味」出していたんだな...とも思いました。
② 月城 かなと(95期・17番 「れいこ」) 本位田又八 芝居 ☆☆☆☆
とはいえ、
「この人物って、本当に必要?」
っていうところもあったでしょうか(笑)。さらに、その親族である
③ 夏月 都(88期・17番 「なつこ」「なっちゃん」) お杉
④ 春海 ゆう(96期・10番 「ぐっさん」「ぐっぴーさん」) 淵川権六
この二人に至っては、見るものを、「〇愉快」にさせる以外、何の役にも立っていない気が...。こんな役をやらざるを得ない方々が、「お○の○」というか...。それにしても、考える程に「〇作」要素満載ですね...。
〇 不思議な存在感
ということで、「れいこちゃん」の代役は、まあ「予想通り」的な感じでしたが、こちらは少し驚きました。
⑤ 蘭世惠翔(102期・13番 「ゆうき」、「らんぜ」) 宍戸梅軒(辻風黄平) 芝居 ☆☆
とはいえ、『エリザ』での、とても印象的だった
「小ルドルフ/新公マダム」
があり、今回のショーでも、結構「目立つところ」にきていたし、「親も有名人同士」だしといったところもありますか(笑)。ただし、役柄的には、「おだちん」でも、明らかに
「迫力不足」
でしたからね...。しかし、新公でも
⑥ 輝月 ゆうま(95期・21番 「まゆぽん」「ゆうま」) 祗園藤次 芝居 ☆☆☆☆
ここにきているのか...。Hmm......月P (いや、齋藤先生?) って、「ゆうき君」のこと、どういったタイプと考えているんでしょう? (...っていうか「梅軒」って、「まゆぽん」こそがはまり役だったのでは? そうすれば、この場面も、ちょっとは見ごたえがあったでしょうに......)
〇 La Belle et la Bête
...はともかく、実際の観劇で、オペラ見すると、やっぱり
「カワイイ...」
片目になっても、その
「お目目パッチリ」
ぶりは不変ですから(笑)。そして、肝心の
第12場 剣と鍬 ―法典ヶ原―
...やはり、(体格差的にも) 「美女と野獣 (?)」みたいな感じですから...
「ガンバレ! ゆうき君!!」
となっちゃっう(笑)、それに、この場面、「ゆうき君」を必死に庇う
⑦ 桜奈あい(96期・24番 「あいな」「あい」「えな」) 矢重
「あいなちゃん」 (って、どことなく「ふー様」に似てる気がする) を容赦なく...し、さらに、それに激昂する「ゆうき君」を、小次郎の手を借りてまで...する「アクゾウ」の「〇畜のような所業 (?)」には、さらに、こやつへの悪印象が↑↑かも...(怒/笑)。
「ゆうき君」、まあ、今回は、あまりにも、
「役柄に合わない」
ということだったと思うのですが、
「声はいい」
ですし、正統的「イケメン」タイプでも (蠱惑の「美女」タイプでも) ないとは思うのですが、何とも言えない
「チャーミングな魅力」
があって...ちょっと↓に似たタイプかもしれませんね。
〇 実力派二人の「○○使い」?
⑧ 千海 華蘭(92期・8番 「からん」) 本阿弥光悦 芝居 ☆☆☆☆
「からんちゃん」、今回のお芝居もさすがの出来でした。
でも、この役って、(又八同様に?) この物語に「ホンマに必要なんかな?」 この辺は簡略にして、もっと書くべきものがあった気がしてなりませんね。そういった意味では、
⑨ 海乃 美月(97期・5番 「うみ」「くらげ」) 吉野太夫 芝居 ☆☆☆
この役も同じような印象があります。でも、まあ、それは、この役の一番の見せ所 (?) 「吉岡一門との決闘」の前夜、武蔵との
「琵琶を壊してのやり取り」
の言葉の意味が、5回見ても、全く分からないという、自身の「知力の欠如」によるのかもしれません(笑)。
でも、あれって、ホントーに、武蔵が生き延びたことと関係しているんですか??
...っていうか、「横木云々...」の言葉の意味自体、いくら考えても、未だに、よー分かりまへん(笑)。
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