『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』
作・演出/酒井 澄夫
衝撃のニュースで、間が空いてしましました。
例によって、だいぶ忘れてきていますが、もう少しだけ、ショーの感想の続きです。
第11場 サ・セ・ラムール 音楽/鞍富真一, 振付/若央りさ
ここは、この前の場面と同じ、鞍富先生の音楽で、一つの〆だったんでしょうか。正直、あまり印象が残っていなくて...
第12場~14場 赤い薔薇①~③ ☆☆☆ 音楽/青木朝子, 振付/AYAKO
ここは、ある意味、この公演の中で、最も意表をつかれた場面だったかもしれません。ありがちな音楽とダンスですが、予想がつかない展開の芝居仕立てでしたから。
ただ、こういった役柄が「あーちゃん」に合うのかは...。
あとは、ここまででもかなり感じられることですが、「こっちゃん」をどう活かしていくか? まだまだの期待と、結構難しいのかもとの心配が、半ばする感じかな...。
第15場 フィナーレ①(すみれの花のロケット) ☆☆☆ 音楽/鞍富真一, 振付/AYAKO
ロケットは、結構良かったと思います。注目のジェンヌさんが...
とかじゃなく、こういった振付が好みという感じだったかな。
第16場フィナーレ②(我が心の故郷) ☆☆☆☆ 音楽/吉田優子, 振付/若央りさ
多分、ここが一番良かったはず...。パンフレットには
「踊る紳士」「踊る淑女」「唄う淑女」
この3つの記載だけ...。一度見ているはずなのに
「こんなに、いい場面だったっけ」
例によって、忘れていたみたい...(笑)。
定番とは言え、しっかりとフィーチャーされるべき方々が、フィーチャーされていましたし...(歌姫には、「じゅりちゃん」が入っていれば、より良かったような気はしましたけど、まあ最後があったからかな)。
楽曲も振付もよかったはずです。
第17場 フィナーレ③(花夢幻) ☆☆☆ 音楽/吉田優子, 振付/若央りさ
正直なところ
「黒燕尾はないのかな?」
とか思っていたはずです (やれやれ、そんなことすら忘れてる (笑))。そんな想いをよそに、さゆみさん、あーちゃん...
こっちゃん、かいちゃん、はるこさん、くらっち...そして、かちゃ...
楽曲も良くて、とても良い場面でした...。けど、しっかりとした
“デュエット・ダンスで魅せて欲しかった”
とも思ったかもしれません。
第18場~20場 フィナーレ④~⑥(パレード) 音楽/吉田優子, 振付/若央りさ
どうして、18~20場の3つに分かれて記載されているんでしょう???
まあ、ここは、何と言っても、断トツに
「じゅりちゃんエトワール」
でしょう。あそこまで、声楽的な歌唱って、TAKARAZUKAで聞いたことあったかな?
「こんなに上手いんだ...(ボーゼン)」
「きぃちゃん」ほど圧倒的な響き方の声ではありませんが、美しい発声という点では、優るとも劣らなかったでしょう。
改めて、この美声を聞いて、第4場~5場
「恋の花咲く道で、何故歌わせなかったのか??」
と思わされました。
○ 支えていく役割もあるのかな?
人柄も良さそうな方だし、実力以外でも、きっと同期のトップ娘役のよき支えとなるのでしょう。そして、同い年/同期のそういったサポートこそ、ちゃぴ、みりおん以来、5年ぶりの
「研4/娘1」
という大役 (しかも、ちゃぴと同じ、中卒組) をこなさなければいけない「まどかちゃん」には、何よりのもののはずです。
① 天彩峰里(あまいろ みねり 100期・5番 「じゅり」「じゅーりー」「みねり」「じゅっちゃん」) 歌唱 ☆☆☆☆
まどかちゃん娘1の宙組の作品は、
「まどかちゃんの歌」
が、一つの魅力点になるはず...。そして、同じ役を、じゅりちゃんが
「新人公演ヒロイン」
として、歌いまくる姿が早く見てみたいですね (そういう意味では、ピッタリの組替えかと言えるのかもしれません)。
● 作品評価 ☆☆
とてもオーソッドクスなレビューショーで、良くない部分は、あまりないのだけれど...流石に、微温的に過ぎるでしょうか...。今の星組のショーの魅せ方として、
「これでいいのかな?」
というところもあったように思います。ムラでの感想にも書いた通り、何となく、
『Amour それは・・・』
を思い起こさせました。そう、こういった構成は、“みちふう”ならピッタリだったかもしれませんね。
○ 専科らしい?
そして、色々仰る方もいらっしゃるようですが、何となく平板な構成の中、「かちゃ」がいるのが、
「とても良いアクセント」
になっている気はしました。同期の「しーらん」の卒業公演、そして、宙組で一緒だった「かいちゃん」がいて、この
「同期3人が様々に絡み合うシーン」
こそが、このショーの大きな魅せ場になっていたはずですし。
かちゃ君、男役の発声には少しクセがあって、歌で魅せるとまでは言えません (『エリザベート・ガラ』を見て、思いましたけれど、かちゃは女役としての歌声の方が美しいですね。シシィは、予想を遥かに超える素晴らしい出来でした) が、歌唱テクニックはとてもしっかりしているし、スタイルは超絶レベル、手足の長さを活かしたダンスも美しさでも魅せてくれます。同期との絡み合いの中でも、首席卒業の実力を十分にみせていた感じがして、やはり中日公演でも必要な人材だったと思えます。ただし、そういった持ち味が、
「長く専科を続けていくのに向いているか?」
も、ちょっと考えさせられました。
その辺も含めて、前に書いた専科考察の続きも、いつかアップする予定です。
② 凪七瑠海(89期・首席 「カチャ」「エリカ」「ガチャガチャ」) 芝居 ☆☆☆ 歌唱 ☆☆☆ ダンス ☆☆☆ スタイル ☆☆☆☆☆

(コマさんは決定済み...。かちゃはいつまで...)
○ 今日は、星組・新人公演
主役二人とも大抜擢としか思えませんが...
ただ、生真面目な役柄ばかりなので、案外新公学年にあっているような気もします (次回作の方が、遥かに難しいでしょう)。
あとは、歌の出来次第でしょうか。
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