1998年の宙組誕生時に上演された『シトラスの風』は岡田敬二のロマンチック・レビュー・シリーズ作品の中でも特に人気が高く、宝塚歌劇が100周年を迎えた2014年にも凰稀かなめを中心とした宙組により再演され好評を博しました。今回も“飛翔”“誕生”など新しい時代 への飛躍をテーマに、朝夏まなとのために新たなテイストも加えて、“シトラス”のイメージが放つ“清々しく、爽やかで、若い”風と、宝塚の香りと色彩を皆様にお届けします――公式HPより
● 公演評価 ☆☆☆☆☆ / 再演希望度 ☆☆☆☆☆
美貌のトップ・コンビ、少し色合いの違うカッコよさの二番手、三番手。
華麗で・優雅で、美しく、楽しいだけでなく、深いものを感じさせる場面がクライマックスを作り出し、その上、ミニ・コンサートつき。もう、このショーにケチをつけたら、天罰が下りそう。
勿論、会場全体も最高に盛り上がりました。全ツ演目としても、なかなかこれ以上のものはないでしょう。勿論、大劇場でフル・スペックでも観てみたい。是非、再演を!
● 『シトラスの風』
早速、帰ってから、Original『シトラスの風』(と『シトラスの風II』)を視聴。
『シトラスの風』 ご存知、宙組の立ち上げ公演のショー演目。当然、岡田先生はじめ、音楽の吉崎先生、甲斐先生、振り付けの羽山先生、謝先生も、めっちゃ気合が入ったでしょう(し、練り上げる時間もとってもらえたでしょう?)。トップ二人の素晴らし過ぎる歌唱(+出雲綾さんの熱唱)。ずんこさんの切れのあるダンス、お花様のピョンピョン飛び跳ねるかのようなバネのある動き。ずんこさん、たかこさん、わたるさんの3大タワー(大柄なのに3人とも動きが切れる)に加え、美貌のコムさんがその背後で舞い踊り...、現宙組組長さんに加え、花組の現組長さんまでいらして、研3の現副組長さんも。そして、みっちゃん、ケイちゃん、あすかさん、となみさん、さやかさんたち、84期生の初舞台ロケット付き...、もう凄すぎ...。
● 『シトラスの風』と『シトラスの風III』の違い
① 花占い(第2章) → ステート・フェアリー(第2章)全く違う場面に変更
② 間奏曲 → 間奏曲II 二番手の歌唱なのは同じ。「スマイル」へ曲が変更
③ 誕生(第5章) → カット
④ ロケット(第6章) → ロケット(第5章) 曲を「シトラスの風」に変更
⑤ フィナーレ(第8章)「夢・アモール」トップ二人のデュエット
→ フィナーレ(第7章) (1)みりおんと二番手のデュエットに変更、さらに(2)トップのワンマンショー (3)黒燕尾の群舞 が追加
(ほぼ、2014年『シトラスの風II』と同じ構成ですね。フィナーレ(1)がトップコンビから変更されたのと、フィナーレ(2)が追加されただけ。でも、それで随分印象が変わりました)
● 『シトラスの風III』
① 第1場、幕が開くと、すぐ前に...。美しいジェンヌさん+パステル調の鮮やかな色彩の衣装+全体の美しいフォーメーション。そして、名曲『シトラスの風』がまぁ様の心地よい声で始まり、一気にショーに引き込まれます。
② 第2章、第3章も勿論良いのですが、私にとって、次の大インパクトは、第4章「ノスタルジア」 まずは、みりおんの『O mio babbino caro(私のお父さん)』。プッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」の中のアリアですね(オペラ自体は観たことないのですが、CDは聞いたことがあります)~その後は同じくプッチーニのオペラ「トゥーランドット」の中のアリア『Nessun dorma(誰も寝てはならぬ)』の音楽に続く。(ということで、ここは、私にとっては、「ノスタルジア」ではなく「プッチーニ」。オペラに長くはまっていた私にとって、最初に1998年宙組の『シトラスの風』を観た時には、ここが第6章以上に印象的でした。私のヅカはまりのきっかけの一つなのかも)
③ ロケットのインパクトは、前に書いた通り。
④ 第6章「明日へのエナジー」 ここは、もう言わずもなが。このショーのクライマックス(でも、今回はもう一山ありました)。音楽は、「王家」も担当の甲斐先生だったんですね(私は、知らないことが多すぎ...)。
⑤ そして、第7章「フィナーレ」 みりおんの「愛・アモール」に始まり、二番手とのデュエットに。最初観た時は、「あれっ、なんで、まぁ様じゃないの?」と思いましたが、その後に、フィナーレ(2):まぁ様のワンマンショーが開幕。「マイ・ガール」「愛さずにはいられない」の2曲を歌いながら、客席おり(星組の全ツを思い出さずにはいられない。あの時も、通路側の席で、みっちゃんと握手できたっけ)。「明日へのエナジー」でグッと盛り上がった客席が、ここでさらに、もう最高に盛り上がりました。
● 個人的萌えポイント
りんきら君って、本当にきれいな方ですね。間近で見て、ちょっとビックリしました。
娘役をするのには、さすがに背が高すぎるのかー。

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