テレビ電話での定款認証 | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

横浜 コーディアル司法書士 所博之

LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

前回のブログ記載のあと、この夏に私の足底筋膜炎で、一度は断念した関東最高峰の日光白根山へ登頂しました。

 

おかげさまで天候にも恵まれ、登山日和となりました。

途中だけでなく、山頂でも絶景にも出会え、とても楽しい登山となりました。

 

   

山頂は狭いですが、少し降りた個所で、大勢の登山者が場所を選び休憩し、くつろいでいました。

 

ロープウェイ山頂駅から白根山をめざし、七色平避難小屋を経由するコースで戻るという5時間半ほどでしたが、ロープウェイで降りた駅の「座禅温泉」に入浴し、心地よく登山を終え帰途に着けました。

  

さて、タイトルの「テレビ電話による定款認証」を初めて試みました。

弊所への会社設立の依頼は、殆どが東京か神奈川が本店だったため、往復30分程度で公証役場には行けるため、利用する機会がなかったのですが、今回、埼玉に本店を置く会社設立の依頼がありました。

 

埼玉の公証役場で近いところを探しても、弊所からは往復3時間程度かかるため、テレビ電話での定款認証を試みた次第です。

 

認証が必要な定款は、事前に「定款認証用委任状」と合綴し、その発起人の印鑑証明書と一緒に公証役場に郵送するだけで足ります。

 

公証人の定款チェックが終わり次第、認証日を予約するのですが、それまでに費用を銀行振り込みかクレジット決済を終え、認証日には公証人と画面越しに、本人確認と身分証明書をカメラに提示して終了です。

画面越しに公証人と対面する時間はわずか数分です。

 

テレビ電話といってもZOOM等での会議が普及していますので、違和感なく定款認証を終えられ、終始スムーズでした。

 

定款認証は公証役場に代理人が出向かなければならないという会社設立における面倒な手続きが不要となっただけでなく、定款認証データが公文書として申請ソフトに送付されるため、それを設立登記申請の際に「公文書フォルダ」に添付して送信すれば、紙ベースでの認証済定款を添付する必要がないことにも気が付き、それを行いました。

 

いつの間にか、定款認証も簡便になっているなと実感した次第です。

あわせて政府が定款認証の不要化についても、検討していることにも関心を持っています。

 

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