週末、晴天に恵まれ、三浦半島の最高峰である「大楠山」登山(ハイキング)に行ってきました。
最高峰といっても、241m程。
ですが、山頂からは海岸の街並みと滅多にみることができない富士山も見ることができ、3~4時間の行程も、楽しく歩くことができました。
行きは湘南国際村の登山道入口から山頂を目指し、帰りは遊歩道のある「前田川」を目標に下り、前田橋バス停から森戸海岸などを眺めながらバスで逗子駅に向かい、昼食をいただいて帰ってきました。
日本人にとっては格別の富士山も、真正面に眺めることができ、コロナ禍での生活にも、清々しさを味わうことができました。
大楠山山頂からの富士山
さて、タイトルにあるように、ある著名人が、今年になって司法書士を目指し、法学部で学び始めたとのことです。
それは、昔から「司法書士」に憧れていたからだという、私たち司法書士にとっては、嬉しい記事を目にしました。
その方が、司法書士を知っていたことも驚きですが、どのようにして、司法書士へ憧れを抱いたのか、とても気になります。
是非とも、合格して、そのいきさつを話してもらいたいです。
司法書士の仕事は派手さはないですが、依頼者の要請に応じて仕事を成し遂げたときの達成感は、言葉では言い尽くせないほどの喜びを感じられる仕事です。
一般の人には、このブログでも紹介する珍しい事例も、私たちにとっては日常的な出来事で、それをできる限り平静に、そして淡々とこなしていきます。
相続人だけでは話が全く進まないときに、我々が提案したり関与することで話が進展するきっかけとなったり、高齢となった独り身の兄弟姉妹が遠方に住み、お世話ができずに困っている場合や認知症となって家族が介護等で疲れ果て、困っている場合に後見人等となったり、我々が間に入ることで絶縁状態だった親子の絆を取り戻すきっかけとなったり、と。
もちろん、お金にならない仕事も多いですし、上手くいかないこともありますが、地味な仕事のなかにも気が付かないところで、人の心に染み渡る仕事をしていることが多く、依頼者の非日常が、いつのまにか日常に戻っていることを実感し、「司法書士になってよかった」という喜びを感じられる仕事が多いのも確かです。
すべてが「司法書士」ということで依頼される仕事だけでなく、依頼者としてはダメもとで話をして下さったとき、困っているときに打ち明け話をして下さったことで解決へ導けたこともあり、そういったあまり期待されない場面で、われわれの業務は成り立っていることも多いのです。
それも「司法書士」という資格があればこそ、話を真摯に聞ける立場になれるからでしょう。
他の似たような資格と区別がつかない人も多い中、はっきりと「司法書士になりたい」と憧れを抱いてもらえる資格であることに感謝しつつ、これからも、それに恥じないよう日々精進していきたいです。
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