ProDesk 600のSSD化で使ったSanDisk製SSDのランダムアクセスが遅い、原因は? | フリーランスエンジニアのお気楽日記

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前回ProDesk 600のSSD化が完了してSSDの速度検証をしたところランダムアクセスが極端に遅かった状態から、原因の特定ができず調べるのも面倒になったので別メーカーのSSDを購入することに。とは言え、SanDiskって割と好きなメーカーだったんだけどなぁ。デジカメで使っているSDカードとかスマホのmicroSDカード、PC用のUSBメモリ等々あえてSanDisk製を選んでたのでショックですねぇ。

 

 

で、改めて購入したのはIntel SSD 545s SSDSC2KW256G8X1。容量はSANDISK SSD PLUS SDSSDA-240G-J26とほぼ同等の256GBで、価格も似たような価格帯です。SAMSUNG 860 EVO MZ-76E250B/ITも候補でしたが安心のIntelブランドに期待してSSDSC2KW256G8X1を購入。クローンは前回同様EaseUS Todo Backup FreeでSANDISK SSD PLUSからIntel SSD 545sにディスククローンしてCrystalDiskMarkで速度検証したのが下記。

 

 

Intel SSD 545s SSDSC2KW256G8X1のCrystalDiskMark結果。

そうそう、これくらい出ていると納得ですよね。

(ディスク管理でGPTフォーマット, EaseUS Todo Backup Freeでクローン)

 

 

ちなみにこちらが結果の悪かったSANDISK SSD PLUS SDSSDA-240G-J26。

ランダムリードの5点台ってなんでしょうね。

HDDじゃないんですから。

 

Intel SSD 545s SSDSC2KW256G8X1は納得の結果でしたが一応念のためパーティションアライメントを確認。

 

 

172,730,880 / 4,096 = 42,170.625

あれー、最適化されていないじゃん。

調べてみるとEaseUS Todo Backup FreeのSSD最適化は効いたり効かなかったりする様であまり当てにならないとのこと。

まぁあね、フリーソフトだし仕方ないのかな。

知らずに最適化されていると思って使い続けている人も大勢いるんだろうなぁ。

 

と言うことで今度はEaseUS Partition Masterを使って4Kアライメントを実施。

時間を測定してなかったので正確な処理時間は定かではありませんが、クローンの倍くらいかかった印象。

 

 

172,728,320 / 4,096 = 42,170

今度は大丈夫そうですね。

改めてCrystalDiskMarkで速度検証。

 

 

まぁこんなもんでしょうか。
ってことでやっとProDesk 600 G1のSSD化も完了です。
最終的に仕様がどうなったのか。
HP ProDesk 600 G1 SFF
CPU Intel Core i3 (4th Gen) 4150 / 3.5 GHz
Chipset Type Intel Q85 Express
Processor Socket LGA1150 Socket
Memory Crucial CT102464BA160B [DDR3 PC3-12800 8GB] x 2 : 16GB
Storage Controller Serial ATA-600
HDD WESTERN DIGITAL WD20EFRX : 2TB
SSD Intel SSD 545s SSDSC2KW256G8X1 : 256GB
Optical Storage DVD±RW (±R DL) / DVD-RAM
Video Card MSI GT 1030 2G LP OC [PCIExp 2GB]
Power Supply 240W
OS Windows 10 Professional 64bit
あとは取り外したSanDiskのSSDをどうするか。
捨てるのはもったいない。
使えなくはないけどあのベンチ結果は異常ですからね、初期不良で返品もしくは交換になるのかな。
まずはメーカー問い合わせですかね。