基礎講座3
「一目均衡表」の著者、一目仙人がすばらしい言葉を残してますのでご紹介します。
「九夏寒岩雪 三冬枯木花」
あなたは岩をも凍らすような厳冬にあって、燃え立つような夏の太陽を想像できますか?生命に満ち溢れた華やいだ光のなかで、雪原がおおう静寂の世界を想像できますか?どれも同じ自然の姿であり、株式投資にあっては「同一銘柄」の姿でもあるのです。
ですからこのブログでは、通常のデイトレ日記や特選情報などとは違い「時間」について、株価変動の姿を繰り返し述べさせていただきます。時間経過のなかで株価がどのように上げ、下げるのか、またはどのように持ち合うのか、を頭に焼き付けてください。現在の株価をみて、株価変動のどのステージにあるのか?これからどのように変化するのか?感覚的にわかるようにしてください。そうなれば、あなたは株式投資におけるもっとも重要な行為、チャンスを「待つ」ことがいとも簡単にできるはずです。
現在、株式市場にあって調整期のまっただなかです。この時期を以上のことをご理解いただくための時間にお使いください。もちろんそれは、次のチャンスで必ず「取る」こと。その後、繰り返し訪れるチャンスを「取りつづける」のに必要だからです
ここがポイント
「待つ」ことは個人投資家にとって最も重要な行為。かつ最大の特権。では合理的な投資行動とはどんなスタイルでしょうか?
基礎講座2
どんなに優秀なトレーダーより、お百姓さんのほうが優れているいるのは「時間」について知っているからです。お百姓さんは、いつタネを蒔けばいいのかを知っています。いつ芽が出るのか、作物の育成は順調かどうか、いつどんな状態のときに収穫をすればいいのかを知っています。
株価もそうです。一定の時間を掛けて大きく上げ、一定の時間をかけて大きく下げるのです。先走った説明をすれば、一年(51~55週間)上げた相場は、一度調整期に入れば、どんなに少なくとも26週は調整します。しかしたとえその時点で底をつけたとしても(その時点では底を打ったか否かは判断できません)、さらに26週間の底値もみがあって、はじめて相場は新生化され立ち上がるのです。
こんな話をすればガッカリされる方も多いのではないでしょうか?
しかし株式投資とはもともと時間をかけて値幅を取るゲームなのです。さらに言えば、あなたが株式投資で失うのは決してお金ではありません(現物での売買に限ってですが)
それは時間なのです。ですから株式投資においてもっとも重要な行為は「待つ」ことです。そして「待つ」ことは個人投資家のみが100%保障された特権でもあるのです。
ここがポイント
株式投資(現物投資)の元手とは何でしょうか?「お金」以上に「時間」なのです。失うのは何でしょうか?それも「お金」ではなく「時間」なのです。この意味がおわかりでしょうか?
基礎講座1
本日これからの基礎講座をはじめるにあたって、およそ株式投資を行なう上で必ず考えていただきたい問題を提起いたします。
それは私たち個人投資家にとって「合理的投資行動」とはどのようなものであるか?という点です。
株式投資は本来、胸躍るたいへん楽しいゲームです。あなたのポジションがトレンドに乗っている限りは、あなたの生活とは関わりの「株式市場」という場所で、ひとりでにあなたのお金を増やしてくれるのです。毎日が夢の世界にいるような素晴らしい気分を味わえます。
しかし、ひとたびトレンドから外れれば、重苦しい気分の日々があなたを押しつぶします。あなたの手の届かない場所で、日々あなたの財産は削られていくからです。
ウォール街のことわざに「ここにはBULL(強気)もBEAR(弱気)もいるが、決して牝牛や羊はいない」というのがあります。
株は短期間に2~3倍になることもあれば、逆に1/2~1/3になることも常識です。常に安定した運用をのぞむ牝牛や羊のような投資家は淘汰されるという意味なのでしょう。
ここで考えていただきたいのは、常にBULLの銘柄があるわけでも、BEARな銘柄があるわけでもないのです。同じひとつの銘柄が、BULLにもなればBEARにもなるのです。儲かる投資家も損をする投資家もつねに同じ銘柄を売買しているわけです。
ほとんどの投資家は毎日、どの銘柄を選べばいいか?何かいい情報はないか?と血眼になってさがしてます。ネット上にあふれる「特選情報」がそれに輪を掛けます。そして一度、ポジションを組んでしまえば、今売るべきか?持っているべきか?悩みは尽きません。
しかしよくよく考えてみてください。買うチャンスも売るチャンスも毎日あるわけではないのです。株式市場で天井、大底をつけるのは1~2年に一度です。個別銘柄においてもそれは同じことです。日々チャンスを追いかけていたのでは、99%以上の確立で失敗します。
ここがポイント
「株式投資」とは「銘柄」を当てるゲームではなく、ある特定銘柄の「時間」(天井に至る時間・大底に至る時間)を当てるゲームである。