●先祖の因縁(いんねん)とカルマ。
電話相談でこんな悩みを相談された方がいました。
私の前にも、多分他の方に電話相談をされたのでしょう。
彼女は、「霊能者と言う方から、こんな事を言われました。」と切り出し始めました。
彼女の家系は、昔から女性が50代になると、何かしら災難が降りかかるそうで、
彼女の祖母は父方も母方も50代で病気で亡くなり、
彼女の母親も50代で交通事故の遭ったと言う。
また、彼女の親せきの女性も50代で自殺していているので、
今年50歳になった彼女は、自分にも何か起きるのではないかと心配して、
霊能者という方に診てもらったと言います。
すると、霊能者という方から、
「貴方のご先祖さまが行った事が原因の因縁が、強く貴方の子孫の家系に降りかかっている。」と言われ、
「貴方も前世に行った事のカルマが、今世に降りかかる恐れがあります。」と言われたという。
そして、お祓いをしてもらったそうです。
ただ、それでも不安で私に電話してきたといいます。
とこで皆さん、
上の霊能者という方が言った文言の中で、因縁とカルマという言葉が出てきましたが、
因縁とカルマの違いは、何だか分かりますか?
少し考えてみてから、先をお読みください
因縁とカルマの違いは、
■カルマとは、自分の行いは必ず自分に返ってくる。というものです。
つまり、自分の行為の因果応報です。
例えば、貴方が友達に石を投げれば、後に友達が貴方に石を投げる時がやってくる
■因縁とは、自分の行いは必ず自分に返ってくる。というもの(ここまでカルマと同じ)プラス
貴方のご先祖が行った悪い事が、その子孫に返って来るというものプラス
貴方が前世で生きていたグループや環境が、後の世に影響してくるという
広い意味での因果応報になります。
だから、小さい所では、貴方が過去に起こした問題が後に貴方に降りかかる。
から私たちが汚した環境が、後に孫の世代に悪い環境として受け継がれるという
広い意味となります。
さて、
霊能者という方から、
「貴方のご先祖さまが行った事が原因の因縁が、強く貴方の子孫の家系に降りかかっている。」と言われ、
「貴方も前世に行った事のカルマが、今世に降りかかる恐れがあります。」と言われたという彼女ですが、
お祓いで、先祖の因縁や彼女のカルマが無くなったとは思えませんでした。
というのも、彼女に聞くと、
彼女の祖母たちも、因縁を恐れていくつかの神社にお願いお祓いに行っていたと言いますが、それでも50代で亡くなられていると言います。
本当は、過去のご先祖が行ったという悪い出来事が分かればいいのですが、
彼女は何も聞いていないので分からないと言います。
私は霊能者では無いので、彼女の因縁やカルマが何か分かりませんし、
それをどうこうする能力もありません。
ただ、彼女の親せきや他の家系の方を救う事は出来ませんが、
彼女だけなら救う可能性がある方法を1つだけ知っています。
それはアメリカの霊能者の方がから教えてもらった方法です。
そこで問題です。
貴方のご先祖さまが行った事が原因の因縁が、強く貴方の子孫の家系に降りかかっていたり、貴方が前世に行った事のカルマが、今世に降りかかる恐れがある時、
それを軽くしたり無くしたりする彼女だけなら救う可能性がある
霊能者が教えてくれた方法とは何だと思いますか?
少し考えてみてから、先をお読みください
貴方のご先祖さまが行った事が原因の因縁が、強く貴方の子孫の家系に降りかかっていたり、貴方が前世に行った事のカルマが、今世に降りかかる恐れがある時、
それを軽くしたり無くしたりする彼女だけなら救う可能性がある
霊能者が教えてくれた方法とは、
彼女自身のプラスのカルマを積む事です。
例えば、
■ボランティア活動をして、見ず知らずの人を助ける。
■募金をして見ず知らずの人を助ける。
■普通は怒るところを、我慢して許してあげる。
■困っている動物を助ける。
■献血や臓器提供。
などして、彼女自身のプラスのカルマを積む事です。
アメリカの霊能者の方いわく、一件無駄のような行為に見えるかもしれませんが、
そういう行為は神様もご先祖様も因縁相手も見ているし、
また、回りまわって過去に因縁があった相手の子孫を助けていたら因縁をさけられるかもしれません。
あと、彼女には自殺した親戚の方の供養も時々してあげる事を付け加えました。
END