●納得がいかない判決

 

 


ここ最近、不倫の芸能ニュースがよく流れていますが、

 

 

ドラマによく有る様な殺人事件には発展していません。

 

 


しかし世間では、時々不倫が殺人事件に発展する事があります。

 

 

今年も先々月、不倫殺人で大井裕紀被告(27)が、

 

 

東京地裁立川支部で懲役15年を言い渡されました。

 

 

 


事件のあらましは、こうである。

 

 


大井裕紀被告(27)は、奥さんと4歳の長女、1歳の次女との4人暮らし。

FNNニュースより

 

昭島市に、二階建ての一軒家に住む、何不自由の無い生活。

 

 

 

 

 


事件が起きる2年前頃、

 

 

大井裕紀被告は、奥さんの友人である浅井真弓子さんと知り合う。

 

 

浅井真弓子さんには、当時1歳の娘がいるシングルマザーだった。

 

 

やがて、大井裕紀被告は、妻の友人の浅井真弓子さんを好きになり、

 

 

妻に隠れて、ホテルで密会する様に。

 

 

 

 

しかし、不倫交際から約1年半が経った頃から、

 

 

浅井真弓子さんと時々ケンカする様になったという。

 

 

 

 

それは、浅井真弓子さんにとって、やはり不倫は不満だった様で、

 

 

彼に「人目をしのぶ交際は、会いたい時に会えないし、

 

 

いびつで不安定な不倫関係は、将来が不安」と漏らしていたという。

 

 

 

 

やがて、不倫交際から約2年が経った頃、

 

 

浅井真弓子さんに、別の彼氏が出来た。

 

 

 

 

そして浅井さんは、大井裕紀被告に不倫の解消を求めた。

 

 

しかし、大井裕紀被告はそれを拒否。

 

 

浅井さんに、彼氏と別れる様に暴力を振るう様になる。

 

 

浅井さんの体に明らかにアザや傷が残ったという。

 

 

 

どうしても別れてくれない大井裕紀被告に対して、浅井さんはある方法ととった。

 

 

それは、彼女の母親が彼に出した様に、LINEで彼に警告メールを出したのだ。

 

 

「もう娘と関わらないでください。警察に被害届を出しますよ。」という様な内容だった。

 

 

 


しかし、これが裏目にでる。

 

 

よく私に相談される時にも、警察に届けた方がいいでしょうか?

 

と聞かれるんですが、

 

相手によるんですよね。

 

 

もし、相手が素人で、警察に免疫が無い人だと、今回の様に、

 

 

最悪の事態に発展してしまう事があるんです。

 

 

 

 

 

普通の方は、こう思うんですよね。

 

 

相手がヤクザならともかく、一般人なら警察に届ければ止めるだろう。って。

 

 

でも、これ。逆ですから。

 

 

 

相手が警察に免疫の無い一般人なら、警察介入で最悪の事態に発展という事もありますが、

 

 

相手がヤクザや取り立てとかチンピラとか一度でも警察に厄介になった人達相手なら、

 

 

逆に、すぐ警察に届けた方がいいんです。

 

 

 

昔、港区に姉妹で住んでいるという子から相談が有った時、

 

 

相手がヤクザだったんですよね。だから、怖いという彼女らの代わりに、

 

 

私が警察に相談しに行ったら、すぐに解決した事がありました。

 

 

 

 

 

 

ちょっと脱線したので、戻ります。

 

 


「もう娘と関わらないでください。警察に被害届を出しますよ。」という様な内容の

 

 

LINEメールを受け取った大井裕紀被告は、

 

 

「刑務所に行くことになる、終わりだ。」と思ったという。

 

 

 

 

 

このあと、大井裕紀被告と妻と、浅井真弓子さんの3人で、

 

 

浅井さんの家で協議する事に。

 

 

 

しかし、大井裕紀被告は、始めから話し合うつもりは無かった。

 

 

 

家を出る時に、バックに首を絞める為の電気コードを入れて、

 

 

浅井さんを殺すチャンスを伺っていたのだ。

 

 

 

大井裕紀被告は、3人で穏やかに話すふりをして、まず妻を部屋から出し、

 

 

その隙に、浅井真弓子さんを用意してきた電気コードで首を絞めて殺したのだった。

 

 

そして、その後、「浅井真弓子さんと連絡が取れない」と警察に連絡。

 

 

警察官が浅井さんのマンションに行くと、首にコードが巻かれた状態で、

 

 

ベッドの側に倒れて、死んでいる浅井真弓子さんを発見した。

 

 

当時、娘さんは保育園に行っていて難を逃れていた。

 

NEWS24より

https://www.facebook.com/mayuko.asai.9066

 

 

当日のニュースでは、

 

 

現時点では、金品目的か、性的暴行か、それとも無差別に狙われた通り魔の犯行なのか

 

 

立川署は、殺人事件と自殺の両面で捜査を開始すると報じられていた。

 

 

 

 

 


やがて、浅井真弓子さんの友人の夫である大井裕紀被告が逮捕されたのである。

 

 

 


ところが、裁判になると、大井裕紀被告は嘱託殺人を主張したのだ。

 

 

浅井真弓子さんが、殺して欲しいと彼に頼んだと主張。

 

 

被害者の殺して欲しいという同意があったんだと言い出した。

 

 

そして、「一緒に死ぬか」と言うと彼女はうなずいたので、心中しようと、

 

 

まず、浅井真弓子さんを殺し、次に自分も首を絞めたが死ねなかった。

 

 

しかたなく家に帰って、何食わぬ顔で妻と生活していたと主張したのだ。(検察側の主張)

 

 

 

 


その判決が、先々月出たのである。

 

 

 

 

判決で裁判長は、大井裕紀被告に対して、

 

 

「浅井真弓子さん当時、周りに貴方からの暴力などを極度に恐れていて、

 

 

 事件の当日会って、わずか数時間の内に、死ぬ同意するとは考えづらい。」として、

 

 

大井裕紀被告の心中の主張を退け、懲役15年を言い渡した。(求刑は懲役18年)

 

 

 

 

 

 

殺された浅井真弓子さんには、幼い娘さんと、妹とお母さんがいますが、

 

 

彼女らにとっては、新しく出来た彼との生活が始まろうとしていたのに、

 

 

そんな彼女を殺した大井裕紀被告は、絶対許せない存在であり、

 

 

懲役15年の判決では納得出来ない事でしょう。

 

 

娘さんにとっては、大井裕紀被告を死刑にしてもらっても許せないと思います。

 

 

 

 

 

遺族の方が、犯人に対して、どう思うかは、

 

 

上の様に、大体予想つきますよね。

 

 

まぁ、予想をつけなくても、残された家族が周辺や裁判で語ったりするので、

 

 

その心情が新聞やテレビなので取り上げられる事があります。

 

 

 


しかし、すでに殺されてしまった浅井真弓子さんは、この事件をどう思っているか、

 

 

自分を殺した犯人の大井裕紀被告を、どう思っているのか。

 

 

それは、もう分かりませんよね。

 

 

 

 

 

でも、すでに殺された人が、

 

 

どう思っているのか、気になりませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


実は、殺された人が、どう事件の事を思っているのか、

 

 

聞いてみた事があるんですよ。

 

 

 

 

 

それは私が大学生の時、アメリカに居る時、

 

 

親しくしていた霊能者の所に、娘を殺されたというお母さんが相談に来たんです。

 

 

 


彼女の娘さんを殺した犯人は、司法取引で、たしか、

 

 

第二級殺人罪(Second Degree Murder)が下されて、18年の判決が決まっていました。

 

 

 


霊能者の方が、その娘さんの霊と交信したんです。

 

 

 


すると、娘さんの霊が現れて、

 

 

 

 

「あのどうしようもない男は、私の宝石やシャネルの時計を取ったのよ。

 

 

 もっと母さんの忠告を聞くんだった。私がバカだったわ。

 

 

 母さんに反対されて、半分意地になっていたの。ごめんなさい。

 

 

 それにしても、私の物を盗んだあげぐ殺して、

 

 

 たったの18年で、自由になるなんて、許せない。」 と語ったそうです。

 

 

 


ここで興味深いのは、彼女は自分が殺された後も、

 

 

彼が自分の宝石やら時計を奪っているのを見ている事と、

 

 

その後、だいぶ経ってからの自分の裁判結果まで知っていたのです。

 

 

 


相談に来られたお母さんは、

 

 

自分が交際に反対していたのも、シャネルの時計が盗まれたのも事実だといい、

 

 

確かに娘が言っている事だと感じたという。

 

 


判決に納得がいかないと、亡くなった霊も思うのである。

 

END

 

 

●捨てられたシーズー

 

 

 

このお話は、昨日のブログ(●眼帯の男)の続きです。

 

 

 

従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12295891144.html

 

 


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[前回までのあらすじ

 


これはペットを飼っている家に起こった出来事である。

 

私が千葉に越して来て、5・6年が経った頃の電話相談でした。

 

仮に彼女の名前を、菊田さん(仮名)としておきましょう。

 

当時、菊田さんの家は、ペット可の都内の賃貸アパートにお住まいとの事でした。

 

ペットは一匹のワンちゃんで、名前を太助(たすけ)といい、

 

犬種は、シーズーだという。そんな太助は、とてもお利口で、無駄吠えもせず、

 

もう飼い始めて5年というのに、病気ひとつせず元気だったといいます。

 

ところが、ある日を境に、この太助が変貌したと言うのです。

 

それは今から約1週間前の事、

 

仕事で一人の男性が、菊田さんの家に来た時からだったという。

 

その男は、眼帯をかけており、背がひょろっと高く、背広着ていたが、

 

奥さんから見ても、何となく陰気に感じたという。

 

その男性が、家の中に入って来て、仕事上、家の中のあちこちを見て回り、

 

10分位家の中に居てから帰っていったというのだが、

 

普段、お客にもすぐに寄って行く太助が、その男性にはまったく近寄らず、

 

むしろ、その男性に脅える様に、彼から逃げる様にして他の部屋に避難したという。

 

そして、その男が玄関で帰ろうとした時、太助が盛んに吠え出したのだ。

 

普段はまったく吠えない太助が、こんなに吠えたのは今まで見た事が無いという。

 

それはまるで、その眼帯の男に悪い霊でも憑いていて、

 

太助にはその霊が見えていて、怖がっている様にも見えたという。

 

太助の異常行動は、それ以後も続いていて、

 

もうあの眼帯の男がいないのに、誰も居ない所に向って吠えたり、

 

今まで私に吠えた事が無いのに、私に何か伝えたいのか盛んに吠える事があるという。

 

そして、吠え疲れてケイレンする時もあるというのだ。

 

食欲も無くなり、心配して医者に連れて行っても、特に悪い所は無いという。

 

彼女いわく、あの不気味な眼帯の男が来た時、

 

何か悪い霊でも憑いていて、その悪い霊をウチに落としていったのではないでしょうか?

 

と不安がった。そんな電話相談だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、菊田さんのお話を聞いていて、

 

 

まず思うのは、やはり眼帯の男の存在である。

 

 

なにしろ、眼帯の男が家にやって来てから、太助がおかしくなったのは間違い無いのだし、

 

 

太助も明らかに、眼帯の男を恐れていたからである。

 

 

その点は、眼帯の男自体が、犬の勘に障る人物だったり、

 

 

眼帯の男に変な霊がついていたりしたのかもしれない。

 

 

だから太助が吠えたり、様子がおかしくなったりしたのだろうと思った。

 

 

 

 


ただ、占い師として、一番気になるのは

 

 

やはり、そんな眼帯の男が帰って後も、太助の様子がおかしいという点である。

 

 

 


普通は、危険人物が帰ったら、元の太助に戻ってもいいはずである。

 

 


もしかして、その眼帯の男は、菊田さんの家に、何か置いていったのか聞いてみたが、

 

 

特に何も置いていかなかったというのだ。

 

 

眼帯の男は、菊田さんの家にものの10分位居ただけで、帰って行ったという。

 

 

 


眼帯の男が帰って後も、太助の様子がおかしいという。

 

 

私は、そこに何かこの謎を解くカギがある様な気がした。

 

 

 


まず、考えられるのは、相談者の菊田さんが、心配されていた、

 

 

眼帯の男に悪い霊がついていて、その霊が眼帯の男から落ちて、

 

 

悪い霊が、菊田さんの家に今も居るという現象である。

 

 


確かにそういう事もあるだろう。

 

 

 

では、もしそうなら、

 

 

いつ悪い霊が眼帯の男から落ちたのだろうか。と考えてみた時、

 

 

「その男が玄関で帰ろうとした時、太助が盛んに吠え出したのだ。

 

 普段はまったく吠えない太助が、こんなに吠えたのは今まで見た事が無いという。」

 

という菊田さんの証言があった。

 

 


つまり、もし眼帯の男に悪い霊が憑いていたとすると、

 

 

それに気がついた太助が、男が帰ろうとした玄関で、盛んに吠え出したのだから、

 

 

当然、悪い霊も、眼帯の男と共に、その時玄関に居たと思っていいだろう。

 

 

そこまでは、いいとして、その後、

 

 

眼帯の男に憑いていた霊に向って吠える太助。

 

 

そして、男はそのまま帰っていったが、自分に対して吠える太助をみて、

 

 

悪い霊だけ、その玄関に残って、菊田さんの家に今も居続けているという事になる。

 

 

 


そこがちょっと納得出来ない点である。

 

 

なにしろ、もし悪い霊が眼帯の男についていたのであれば、

 

 

それなりの理由があるはずである。例えばその悪い霊が眼帯の男に怨みがあるとか、

 

 

眼帯の男と同じ気持ちを持っているとか・・・

 

 

それなのに、その眼帯の男から離れて、自分に対して敵視丸出しの犬が居る玄関に、

 

 

眼帯の男から離れて、残る理由が無いのだ。

 

 

むしろ、家を守ろうと吠える犬から離れたいのが人間の心情だろう。

 

 

もし、皆さんだって、玄関の所で、急に犬に吠えられて来たら、

 

 

ビックリして帰ろうとするだろう。

 

 

そんな自分に敵視丸出しの犬がいる玄関に残らないと思う。

 

 

それは、私達人間も霊も、同じ人間同士だったので、

 

 

霊になっても、同じ様に思うものなのである。

 

 

 

つまり、眼帯の男に悪い霊が憑いていて、それが落ちたのでは無いんじゃないかと思った。

 

 


では、太助はなぜ眼帯の男に吠えたのか。

 


なぜ、眼帯の男が帰った後も、吠え続けてたり様子がおかしくなったのだろうか

 


この時点で、さっぱり理由が分からなかった。

 

 

 

 

ただ、眼帯の男が何かしら関係している事は、間違い無いだろう。

 

 

なにしろ、彼が来てから、太助がおかしくなったのだから。

 

 

 

 


そう思った時、

 

 


私は、根本的に1つずっと気になっていた事があったのに気づいた。

 

 

 


そもそも、その眼帯の男って、誰?

 

 

何しに、そんな家の中に10分も入って来て、また帰って行ったの?

 

 


それを聞いて無かったのに気がついた。

 

 


「あのう。

 

 その眼帯の男の人って、誰ですか?

 

 どんな用件で、貴方の家に10分もあがり込んでいったのですか?」と聞いてみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、菊田さんは、その眼帯の男は、

 

 

 

 

 

 

引っ越し業者の方で、料金の見積もりに来た人だという。

 

 

 


私はそれを聞いて、何か心に響くものがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

ペットがおかしくなるという現象と、

 

 

「引っ越し」というワードが、心の中で結びついたのだ。

 

 

 

 

実は、引っ越し(環境が変わる)という出来事は、

 

 

私達人間にとって、さまざまな感情の変化を起こす。

 

 

例えば、新しい地に行くウキウキとした期待感が湧く人や、

 

 

新しい地に行きたくないという不安感があったりと、人様々である。

 

 

そして、それはペット達に対しても例外では無いのである。

 

 

 

 

皆さんは、きっとペットは、引っ越しの事など分からないだろうと思っているだろうが、

 

 

ペットの中には、霊感の強いペットや、人間の言葉が何となく分かるペットがいたり、

 

 

ご主人たちが、荷物の整理をしていたりするのを見ていて、どこか行くのかな。

 

 

ああ、また旅行に行くのかなとか、引っ越すのかなと想像するのだ。

 

 


だから、引っ越しの時に限って、おかしくなるペットが時々居るのである。

 

 


そこで、菊田さんに、

 

 

「私の経験上、多分、貴方が引っ越す事を、

 

 

 太助が読み取って、おかしくなったのではないでしょうか。」と言った。

 

 


すると、菊田さんは、こんな事を言ったのである。

 

 


「ああ、そうなんですね。

 

 

 だから太助がおかしくなったんですね。」と言って、こう続けた。

 

 


「実は太助、

 

 

 ある里親を募集していた譲渡会で譲り受けた犬だったんです。」と言う。

 

 

 


前に飼っていた飼い主が、ペット不可のアパートに引っ越すという事になり、

 

 

太助は捨てられたのだという。

 

 

 

なんと太助は、過去に引っ越しの時に、捨てられた経験があったのだ。

 

 

 


多分、太助は、ご主人たちが引っ越す様だと感じ取ったのだろう。

 

 

そして、

 

 

また、自分が捨てられると、思ったのかもしれない。

 

 


それは人間だって同じである。

 

 

もし、自分が家族から捨てられるかもしれないと思ったら、太助の様に、

 

 

泣いて、泣いて、食欲も無くなってしまうかもしれない。

 

 

 

 

 

 

私は菊田さんに、こうアドバイスした。

 

 

これから引っ越す一軒家には、もう入れるという事なので、

 

■まず、これから引っ越すまで、太助の目を見ながら、

 

これから、お前も一緒にみんなで新しい家に引越すんだよ。」と話しかける事。

 

 

■可能なら、引っ越し先に何度か助けを車で連れてってやり、

 

ここが、新しい引っ越し先だよ。」って言って、新しい場所の臭いをかがせてあげる事。

 

 

 


菊田さんは、翌日すぐに太助を、車に乗せ、引っ越し先を見せに行ったそうです。

 

 

すると、その日から段々と、太助は落ち着く様になっていったという事でした。

 

 

 

 

 


「一緒に引越そうね。太助!」

 

 

 

「ボクも、連れてってもらえるのですか?」

 

ボクも、行っていいの?」

 

 

 


「当たり前でしょ。家族だもん。」

 

END

 

 

●眼帯の男

 


これはペットを飼っている家に起こった出来事である。

 

 

私が千葉に越して来て、5・6年が経った頃の電話相談でした。

 

 

仮に彼女の名前を、菊田さん(仮名)としておきましょう。

 

 

当時、菊田さんの家は、ペット可の都内の賃貸アパートにお住まいとの事でした。

 

 

ペットは一匹のワンちゃんで、名前を太助(たすけ)といい、

 

 

犬種は、シーズーだという。

 

 

 


基本、どんな犬も可愛いのだが、占い師から見ると、

 

 

時々シーズーだけは、ちっと他の犬種とは違うなぁと感じる時もある。

 

 

理由は分からないが、もしかしたら、

 

 

シーズー神の使者と呼ばれた時代があったからかもしれない。

 

 

 

 

 

 


昔、チベットには、ラサ・アプソという犬がいた。

 

 

この犬は、チベットの寺院で幸運を呼び寄せ、魔除けしてくれる犬と言われていて、

 

 

ダライ・ラマが中国の皇帝に魔除けとして、このラサ・アプソという犬を献上したのだ。

 

 

その後、元々中国の皇帝に飼われていた皇帝の犬ペキニーズと交配して作られたのが、

 

 

シーズーである。

 

 

つまり、中国の皇帝の犬と、チベットの幸運を呼び魔除けをする犬との交配で作られた、

 

 

神聖な犬なのである。その後、神の使者として皇帝内で可愛がられたのである。

 

 


特に、時の事実上の皇帝である、西太后はこのシーズーを非常に寵愛したという。

 

 

シーズーは神の使者であり、この犬を飼うのは皇帝のみとされ、門外不出の犬とされた。

 

 

 

 


しかし、その後、このシーズー受難の時代がやってくる。

 

 

 

 

 

 

中国に文化大革命が起き、少し前から始まっていた除四害運動と合せて

 

 

犬を飼う事が、贅沢の極みと言われ、犬を飼っている人がいたら、密告された。

 

 

こうして、ほとんどの犬が殺されたり、食べられたりして、

 

 

一時期、中国では犬が消えたとも言われた。

 

 

 

もちろん、シーズーも例外ではなく、

 

 

中国から1匹のシーズーもいなくなったと言われたのだ。

 

 

 

 

 


ところが、文化大革命が始まる以前に、イギリスの高官が何匹かのシーズーを、

 

 

本国に持ち帰っていて、それが繁殖され今に生き延びている。

 

 

中国にいた頃は、神の使者として獅子狗(シー・ズー・クゥ)と呼ばれていたのだが、

 

 

イギリスで繁殖されている時に、そのシー・ズー・クゥが、言いにくかったので、

 

 

シーズーとなった。

 

 

神の使者は、ギリギリの所で守られ生き残ったのである。

 

 

 


犬は、普通、野生だった前世の影響が出て、

 

 

食べれる時に食べておくという本能が出て、

 

 

エサをあげると、いくらでも食べるのが普通なのだが、

 

 

このシーズーの前世は、皇帝に寵愛されていた犬だけあって、

 

 

食べる時も、ガッツつかず、いくらでも食べるというよりは、小食だったりする。

 

 

また、宮廷は兵隊に守られていたので、番犬の様に無駄吠えも少なく、

 

 

宮殿の犬として、子供でも老人でも飼いやすく温厚だが、暑さには弱いとされる。

 

 

 

 

 

ちなみに、そんなシーズーを愛する有名人は、

 

 

梅宮辰夫さん、荒川静香さん、ウェンツ瑛士さん、松たか子さん、松田聖子さん、


川村ひかるさん、MAXナナさん、大桃美代子さん、原史奈さん、相沢紗世さん、


中嶋ミチヨさん、七瀬あゆみさん、川村ひかるさん、川村亜紀さん、

 

南野陽子さん、森田剛さん、香西かおりさん、財前直見さん、遠藤久美子さん、


黛ジュンさん、大神いずみさん、西川峰子さん、柳原可奈子さん、石田未来さん、


畑野ひろこさん、吉野紗香さん、マライヤ・キャリーさんがシーズーオーナーです。

 

 

 


だいぶ話が脱線してしまいましたので、元に戻します。

 

 

 

電話をかけてきた菊田さんの家は、太助(たすけ)というシーズーを飼っていました。

 

 

そんな太助は、とてもお利口で、無駄吠えもせず、

 

 

もう飼い始めて5年というのに、病気ひとつせず元気だったといいます。

 

 

 

 

 


ところが、ある日を境に、この太助が変貌したと言うのです。

 

 

 


それは今から約1週間前の事、

 

 

仕事で一人の男性が、菊田さんの家に来た時からだったという。

 

 

その男は、眼帯をかけており、背がひょろっと高く、背広着ていたが、

 

 

奥さんから見ても、何となく陰気に感じたという。

 

 

その男性が、家の中に入って来て、

 

 

仕事上、家の中のあちこちを見て回り、

 

 

10分位家の中に居てから帰っていったというのだが、

 

 

普段、お客にもすぐに寄って行く太助が、その男性にはまったく近寄らず、

 

 

むしろ、その男性に脅える様に、彼から逃げる様にして他の部屋に避難したという。

 

 

そして、その男が玄関で帰ろうとした時、太助が盛んに吠え出したのだ。

 

 

普段はまったく吠えない太助が、こんなに吠えたのは今まで見た事が無いという。

 

 

それはまるで、その眼帯の男悪い霊でも憑いていて、

 

 

太助にはその霊が見えていて、怖がっている様にも見えたという。

 

 

 


太助の異常行動は、それ以後も続いていて、

 

 

もうあの眼帯の男がいないのに、誰も居ない所に向って吠えたり、

 

 

今まで私に吠えた事が無いのに、私に何か伝えたいのか盛んに吠える事があるという。

 

 

そして、吠え疲れてケイレンする時もあるというのだ。

 

 

食欲も無くなり、心配して医者に連れて行っても、特に悪い所は無いという。

 

 

 


彼女いわく、あの不気味な眼帯の男が来た時、

 

 

何か悪い霊でも憑いていて、その悪い霊をウチに落としていったのではないでしょうか?

 

 

と不安がった。

 

 

 

 


そんな電話相談だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

この時点で、事の真相が分かる人は、かなり凄いです。

 

 

ちなみに、私はこの時点では、さっぱりでした。

 

 

 

 

 

 


やがて、意外な事実が分かるのである。


後半は、明日のブログに続く。