●中治り。
みなさんは、「中治り」という言葉をご存知でしょうか?
多分、普通の方は知らないかと思いますが、
霊的な世界に興味がある人や、スピリチュアル方面に詳しい人、
医者や看護師さん達は、知っている方が多い現象です。
「中治り」とは、亡くなる直前に一時的に元気になる現象の事を言います。
例えば、
末期ガンで寝たきりだった父を、何年かぶりお見舞いに行った息子がいたそうです。
すると、別れ際にベッドから立って部屋のドアまで見送りに来てくれたそうです。
彼は帰ると、母親や兄妹に「父さん、立って歩けるほど元気だったぞ。」と連絡すると、
みんな、「ほんとに?」とビックリしていたそうです。
しかし、翌日亡くなったのです。
また、奥さんが脳腫瘍の末期で、ベッドから動けない食べれない、話せない状態だったのに、
ある日、突然元気になり、何かぶりに家族と食事出来る様になったと言うのです。
何なんかぶりの子供達との食事を楽しんだあと亡くなったといいます。
実は、こういう「中治り」現象は、ペットにも起こります。
実家に残して来た愛犬が寝たきりになって死にそうだったと聞いた女性が、
久しぶりに長期休暇をとって実家に帰ったそうです。
すると、彼女が実家に帰ってから5日目の朝だったといいます。
寝たきりだった愛犬が起き上がって、彼女を出迎えたそうです。
家族は彼女が戻って来たから愛犬も元気になったと喜びました。
しかし、翌朝冷たくなっていたといいます。
「中治り」現象は、現在でも解明されていない不思議な現象として、
医師や看護師・看取りの現場(ホスピスや終末期医療の現場、緩和ケア病棟)でよく語り継がれています。
医学的には、臨終に近づくと体の中のアドレナリンやドーパミンが大量に分泌され、
それによって人や動物は普段の体力の限界を超えた力を発揮して、
考えられない様な力が出て、急に歩き出したり、食べれる様になったり、
歌を歌ったりという様な奇跡的な行動を起こすと説明される事があります。
しかし、その仮説には謎が沢山残ります。
体や脳は、なぜ自分が臨終、つまりもう終わりだと判断出来るのでしょうか?
また、5年も寝たきりの人が、なぜ、その5年もの長い間にはそういう現象が起きなかったのでしょうか?
中治りが体の現象なら、5年間の長きの間に何も起こらず、死の瞬間だけに起きるのはなぜでしょう。
なぜ、5年間の間には起きなかったのでしょうか?
そもそも、アドレナリンやドーパミンを大量に体内に放出されると、ホントに死んでいる様な人が、
元気に立ち上がったり、歌を歌ったり、食べれる様になるのでしょうか?
それも一瞬じゃなく、1時間も2時間も。そして何日間もという事もあります。
世の中には、医学や科学では決して解明できない事があるのです。
では、中治りとは、霊的に言うと、どういう現象でしょうか。
私がアメリカにいる時、霊能者の方から教わったのは、
中治り現象とは、お迎え現象の一部だと言うのです。
お迎え現象とは、亡くなる直前か何日か前に、
患者が亡くなったはずの祖父が会いに来たよ。とか、
既に亡くなっている人がさっきそこを通った。とか実際に話したと言ったりする事があります。
これは旅立つ時に、亡くなった人がお迎えに来てくれる現象です。
このお迎え現象では、迎えに来た霊によって、患者の様子は変わる事があります。
例えば、迎えに来た霊がお母さんだったりすると、母親に会ったという夢を語ったり、
患者が急に子供の様になって、昔自分が子供だった頃の話をしだしたり、急に甘えたりします。
また何十年も前に亡くなった人が迎えに来ると、急に思い出したかの様に、
詳しく昔の事を話しだしたりする人もいます。
そして、迎えに来た霊が若い時の頃の人ほど、患者はその若い頃の自分を感じて、
自分も若い頃に戻った様な感じになり霊からパワーをもらうのです。
その時、患者が普通に元気な体であれば、亡くなった人に会ったと話したり、若返ったりし、
その時、患者が寝たきりだったり末期だったりすると、中治り現象が起きたりするといいます。
つまり、お迎えに来た時の患者の様態によって、
元気なら、お迎え現象として現れ、
危篤なら、中治り現象として現れる事があると言うのです。
そして、霊能者の方は、最後にこう言いました。
そんなお迎え現象や、中治り現象を目の当たりにした人は、
きっと、その人から愛されている人なのですよ。と。
お迎え現象であれば、
最後に見舞いに来てくれた人や、側にいてくれた人に、
「今まで、ありがとう。
迎えの人が来たから、心配しなくても私は大丈夫だからね。」
と、愛する貴方を安心させようとしている。
そして、中治り現象であれば、
看取ってくれている人を、最後は安心させてから逝くといいます。
「今まで、ホントにありがとね。
お蔭様で、最後はこんなに元気になって私は逝きますよ。」
END
