●歯の妖精。
皆さんは、歯の妖精をご存知でしょうか?
英語圏(アメリカ・イギリス・オーストラリアなど)に住んでいる主婦ならば、
ほぼみんなが知っている言い伝えです。
一度でも子供を育てた事がある方なら分かると思いますが。
子供は6歳の誕生日を迎える頃から、
乳歯が抜け始めます。
子供の歯が下の様な歯であれば、
一番最初に抜けるのが、①乳中切歯と言って、一番前の歯2本です。
それから徐々に遅くても12歳位までに②、③、④と抜けていきます。
ちなみに、出っ歯の原因は、骨格などの遺伝的要素であるほか、
乳児期にいつまでもおしゃぶりが離せなかったり、
爪を噛む癖や指を吸う癖を長くやっていると、出っ歯になりやすくなります。
よく親が、子供に、「恥ずかしいから指をしゃぶるのを止めなさい!」とか、
「爪を噛む癖を止めなさい!」と注意しているのを見ますが、
子供はその時は止めても、親が居なくなると、またやっていたりします。
親の言う事など聞きません。
こんな時は、こう言えばいいのです。
「あんた、出っ歯になるわよ!!」
日本では、子供の歯が抜けると、
下の歯が抜けたら、その歯を屋根の上に投げ、
上の歯が抜けたら、その歯を床下に投げますね。
これは、下の歯が抜けた後に永久歯がちゃんと上の方にはえてくる様に。
というおまじないです。
でも、アメリカでは違いました。
アメリカでは、子供の歯が抜けると、
その歯を、枕の下に置いて寝るのです。
すると、夜中に妖精がやってきて、
こっそりとその歯をもらいに来るのです。
そして、そのお礼として、お金を置いてってくれるのです。
この妖精の事を、歯の妖精と呼びます。
まぁ、簡単に言えば、サンタクロースと同じです。
ある意味、アメリカの子供はいいですよね。
日本では、サンタクロースだけですが、
アメリカでは、サンタクロースと歯の妖精があるのですから、
子供の楽しみが2つもあります。
日本でも歯の妖精(トゥース・フェアリー)の絵本を読んであげて、
同じように実践している方もいらっしいます。
では、妖精は歯を回収してから、いくらお金を置いていくかと言うと、
私がアメリカに居る時、教えてもらったのは、
歯1本につき、25セント(30円位)でした。(家庭による)
ちなみに、子供の歯は20本抜けますから、お母さまも結構な出費でございます。
ただ、これ、ただお金をあげている訳では無い様です。
教育にも利用している家庭が多いとの事。
ある時、
長女の歯と、長男の歯が、同時に抜けた時がございました。
しかし、翌日起きてみると、
長女の枕の下には、1ドル札が置いてあり、
長男の枕の下には、25セント硬貨が置いてあったのです。
長男は憤慨しました。
「なんで妹の方は1ドルで、僕は25セントなんだ!」
すると、お父さんが、言いました。
「なんだ、知らなかったのか?
歯の妖精は、綺麗な歯には、高いお金を出してくれるんだよ。
普段、ドロシー(妹)は歯を良く磨いているからね。
歯の妖精も、高く買ってくれたんだな。」
その晩から、
長男もせっせと歯を磨く様になったそうです。
END
参考:
画像はデズニー:Goldie and Bearより https://disney.fandom.com/wiki/Tooth_Fairy_(Goldie_and_Bear)











