ワーグナー:ニーベルングの指輪管弦楽集:マゼール&BPO | クラシック音楽三昧

クラシック音楽三昧

音楽は無くても暮らせるけど素敵だよネ 笑

~ワーグナー管弦楽曲集My連続鑑賞チクルスから~


~hirostarさん、「ニーベルングの指輪」全曲を最初から全て聴くには厳しいかと思います
そこで入門用CDとしてないかオススメはありますでしょうか???

「そうですね
ロリンマゼールのリング管弦楽集がオススメかもしれませんね
歌が入っていなくて、管弦楽のみでリングの4部作のエッセンスが凝縮されています
そしてマゼールの解説によるとマゼールの手は入っていなくワーグナーの曲をそのままうまく編曲してあるそうです

photo:05

ワーグナー:ニーベルングの指輪管弦楽集
マゼール&ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(1987)
プレス国:TELDEC

photo:06

ワーグナー:ニーベルングの指輪管弦楽集
マゼール&ベルリンフィルハーモニー管弦楽団(2000LIVE)Blu-ray
プレス国:EUROARTS


カラヤン時代のベルリンフィル
アバド時代のベルリンフィル
の二種を堪能できるわけです(笑)

個人的にはカラヤン時代のまだ比べて低弦に重心を置きドイツを感じさせる厚みのあるベルリンフィルの方が好きですね
最新のものはスパースター集団による機能美を味わうというのでありましょうか?
またLIVEなので熱いかもしれませんね
そしてマゼールの解説も少し日本語訳付でついています
私はオケを堪能する形で鑑賞しましたが満足はできるかと思います
どちらかを選ぶかは、まー好みですね
私は既に二つ手中の収めているけれども(笑)

photo:03


photo:01


photo:02


ロリンマゼール(1930-)
1960年30歳のとき「ローエングリン」でバイロイト音楽祭デビューをかざっている
才人だよね
(バイロイト音楽祭に招聘されるかがワーグナー指揮者としての一つの目安と勝手に思っている
バイロイトはワグネリアンの聖地でありますからね)
少し前にマゼールがN響でこの曲を振りTVで放送されたのも記憶に新しいですよね
しかし、マゼールが偉大なワーグナー指揮者かはOpera全曲を聴いたことがないのでさておき(笑)
入門用として、これを繰り返し聴きライトモティーフを頭に刻み込むのも一つですよね

photo:07


私は高校生くらいのとき「リング」四部作を初めて聴きましたが、最初は苦痛でありましたね (笑)
ひたすら我慢の連続でしたね
特に「ジークフリート」が(笑)

しかし今ではこんな大天才がいたなんて信じられないという思いで、この「リング」を私の中で位置づけていますね
長いから普段なかなか観れないけどね(笑)

しかし「リング」の存在だけでもベートーヴェンに匹敵すると個人的に感じますね
19世紀にこれだけのものを創ったワーグナーは凄まじいと思います
ドイツ音楽好きで、ワーグナーの「リング」を観ていない人はアンバランスと感じるほどですね
それほど巨大で素晴らしい作品と感じるし、ストーリーも面白いですからね
観なければもったいないと感じます
視覚効果だけで中身のないハリウッド映画観るよりマシだなと思うけどね(笑)」

最後のコメントは辛辣でありますね(笑)


もし、あなたが同じ質問を受けたのならどう答えるのでしょうか???



ペタしてね


~オマケ 当演奏から(2000)~