やっぱり巨人はダメなのか？
日本プロ野球は開幕から10日程度経過して各チーム３カードを消化しました。まだすべての球団と対戦が終わったわけではないですが、早くも私の中では以前のブログで書いた巨人優勝のシナリオが消えつつあります。
ここまで阪神・中日・DeNaと対戦して成績は４勝５敗と最悪という状況ではありませんが、やはり終盤に投げる投手陣の力不足は解消されていないと感じ、これは先発投手がほぼ完投しない現在のプロ野球では致命的なものだと思います。一方の先発投手陣は予想以上に頑張っています。ソフトバンクから移籍した高橋礼投手は先発２試合で無失点と頑張っています。９試合消化して先発投手が５回までに失点した試合はわずか２試合で、先発投手は序盤で試合をぶち壊すという展開にはなっていません。しかし５敗しているのは試合の後半で相手に得点されているからです。巨人はここまで４勝していますが、４勝は全て完封しています。つまり失点した試合は全て負けているという事です。これではチームは勝ち越せませんね。
そしてこれは私個人の感想ですが、阿部新監督のやろうとしている野球があまりにもスモールベースボールすぎるように感じてしまいます。日本とアメリカの違いはありますが、大谷は２番でＤＨです。一方で阿部采配は終盤に３番丸に送りバントをさせています。これでは１イニングで２点・３点を取るような野球はできないのではないでしょうか。そして接戦になればリリーフ投手が打たれるという連鎖が起こっていると感じています。
もう一つ、筒香選手の日本球界復帰が話題となっていますが、一部の報道では巨人が複数年契約だと書いていました。本当かどうかはわかりませんが、現在の巨人は内野手は完全に固定できています。そこに筒香を取ってきて外野で使うとして、せっかく若手が何人か出場する機会をもらっているのにその枠を筒香に与える価値があるのかは疑問です。やはり巨人はリリーフ投手の再編成をしなければ優勝は難しいと思えてなりません。
果たしてセリーグは巨人・阪神以外のチームから今シーズンの優勝チームがでるのか楽しみになってきましたが、やはり巨人がだめならば最終的には阪神が初のセリーグ２連覇となりそうだと思っています。パリーグはソフトバンクと西武が好スタートを切り、わが北海道の日本ハムも４勝４敗とまずまずのスタートとなりました。あとは現在最下位のオリックスが上がってくるのかに注目しています。
話題は変わりますが、本日からＭリーグのセミファイナルがスタートしました。初日は何と６位通過のＡｂｅｍａｓが２連勝スタートして暫定２位にまで一気に浮上しました。果たして６年連続ファイナル進出となるのか注目です。一方本日試合がなかった格闘倶楽部と風林火山は明日のスタートが重要です。明日２試合ラスとなったら、いくら残り18試合あるとはいえファイナル進出に赤信号となるでしょう。本日鈴木・仲林で戦ったＰｉｒａｔｅｓはおそらく明日は間違いなく瑞原選手が出場するので、彼女を倒せるかが格闘倶楽部と風林火山の２チームには一つの山となりそうです。果たして風林火山は初戦からエース勝俣選手を惜しげもなく出してくるのか注目です。格闘倶楽部はおそらく初戦は佐々木寿人選手でくると思いますが、寿人でないならば伊達選手だと予想します。
