Mリーグ レギュラーシーズン終了 | プロ野球は巨人・Mリーグはコナミ好きなオヤジのブログ

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子供の頃から巨人ファン。小学生で麻雀を覚え、高宮プロのファンになりMリーグではコナミを応援中。昨年野球のWBCで中川絵美里NCのファンになりました。Mリーグでは菅原千瑛プロに期待しています。

Mリーグ ブレイクタイム!

 

 

Mリーグ2023~2024レギュラーシーズン結果(96試合)

 

 

1位 U-NEXT Pirates   +887.6pt

2位 赤坂ドリブンズ          +345.3pt

3位 KADOKAWAサクラナイツ   +247.2pt

4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部    + 46.9pt

5位 EX風林火山           - 16.6pt

6位 渋谷ABEMAS         - 22.1pt

7位 BEAST Japanext   -378.3pt

8位 TEAM RAIDEN/雷電   -484.5pt

9位 セガサミーフェニックス      -625.1pt

 

上位6チームがセミファイナルに進出

 

 Mリーグ2023~2024シーズンは3月29日にレギュラーシーズンの全日程を終えて、上記のように上位6チームがセミファイナルへ進出が決定し、下位の3チームは敗退が決定した。シーズン前の私の予想と比べると、ドリブンズが中盤から安定した成績を残して予想以上の2位という好成績を残した一方で、常勝チームと言われ昨年悲願の初優勝を果たしたABEMASがまさかのマイナスポイントで6位通過という成績だったのには驚いた。

 

 

 まずは1位通過のPiratesは船長の小林選手が個人では-195.0ポイントと苦しんだが、他の3名が個人成績の4位までに3人入るという快進撃。3人のポイント合計が何とトータル1082.6ptというとんでもない成績で船長の不調を吹き飛ばして、試合数に違いはあるが887.6ptというレギュラーシーズンの最高ポイントを獲得した。このチームの要は2年目の2019シーズンに加入した瑞原明奈プロだと思う。最初の2シーズンは苦労したが、3シーズン目に覚醒して当時サクラナイツに所属していた沢崎選手との競り合いの末にレギュラーシーズン最終日の直接対決でMVPを獲得。以降昨年・今年とMVPのタイトルには届かなかったがMVP争いに3年連続参加しているのはお見事。さらに2年前のシーズンにレギュレーションでメンバー交代の際に2名を交代して鈴木優・仲林圭と2選手を指名したが、この選択が大正解だったようだ。おそらくこれから数年は常にMリーグをリードしていくだろう。もしこのチームに次に交代する選手が出るときは船長さんかも?このチームは昨年はファイナルに進出していないので、今年レギュラーで敗退だとメンバーチェンジという立場だったが全く関係なかった。書き忘れましたが、鈴木優選手がシーズン中に個人5連勝というMリーグ新記録を作りました。 

 

 2位はドリブンズが上がってきた。シーズン序盤はボーダー付近を上下していたが、中盤から徐々に浮上し、終盤に入ったところで鈴木たろう選手がMリーグ歴代最高得点保持者だった黒沢選手のポイントをわずか100点上回る1試合で112800点をたたき出して大復活。序盤はマイナスだった個人ポイントは最終的に+200pt越えの7位まで上げて8位に園田選手が続いた。さらに昨年のレギュレーションでのメンバー交代で新加入した渡辺太・浅見真紀選手が私の予想以上に安定した活躍をし、渡辺選手が26試合・浅見選手が20試合と2人で46試合とほぼ半分の出場ができたことがこのチームの最大の財産となったと思う。

 

 3位のサクラナイツは多少の波はあったが終わってみればチームとしてはまずまずの成績。岡田選手がMVP争いを頑張ったが残念ながら届かなかった。このチームも今年レギュラー敗退だとメンバー交代の危機だったが、実力的に問題はなかったと思う。ただ内川選手が何となく元気がなく見える。サクラナイツの本番はここから始まると私は予想しています。

 

 4位には私が推しているKONAMIが滑り込み。今シーズンは佐々木選手が開幕3連勝・さらに伊達選手がMリーグ新記録の開幕4連勝でロケットスタートとなりましたが、その後佐々木選手の大不調・伊達選手の体調不良などがあり、滝沢・高宮の両選手が何とか踏ん張っていましたが、ポイントは徐々に減り、あわやマイナスで終了かというところまで落ちましたが、最終週の高宮選手のトップで何とかプラスポイントで逃げ切って4位でシーズンを終えました。このチームは本来は爆発力がある3人にバランサーの滝沢選手という感じのチームだと思うのですが、今季は1位がわずか20回と爆発力が発揮できなかったのですが、4位の回数が18回と9チームで最少という粘りで大きくポイントを減らさなかったのが4位につながりました。ちなみにPiratesは1位34回・4位19回でした。

 

 5位には最終日で風林火山が6位から1つ順位を上げました。以前のブログで「今年のキーマンにドラフト1位の二階堂亜紀選手を指名しているようでは勝ちはない」と書いてボーダー争いを予想していましたが、一時期チームは単独首位を快走するなどしてびっくりしていたのですが、終わってみるとやはり二階堂亜紀選手は個人トータル-123.6ptとマイナスに終わりましたが、それよりも松ヶ瀬選手が大不調で個人36人で最下位という成績にびっくりしました。たらればですが、松ヶ瀬選手が±0くらいだったら楽勝で4位でした。そして以前のブログでMVPは勝俣選手ではないかと予想しましたが、その勝俣選手は最終日MVPをかけて対局。初戦で1位となって2戦目で約32000点のトップでMVPというところまで来ましたが、最後はサクラナイツの渋川選手にトップを取られて個人では400ptを超えましたが2位で終わりました。しかしやはり強いですね。

 

 6位にはまさかのAbemasが入りました。これまで5年間シーズンをマイナスで終わった事がなかったチームでしたが、全選手36名で最多対局の32対局を戦った松本選手の個人トータルで+100ptがチーム最高。エースの多井選手も+30ptくらいしか取れませんでした。しかし一番私が誤算だったのは、これまでチームの切り込み隊長として活躍してきた日向選手のポイントがマイナスで終わった事だと思います。他のチームはたとえ敗退したチームでも追い風が吹いていた時期があったと思うのですが、このチームはそのうち上に行くだろうと思っているうちにシーズンが終わったと思います。やはり前年度の優勝チームは好成績が残せないというMリーグの呪縛なんでしょうか。

 

 

 ここからはレギュラーシーズンで敗退したチームです。

 

 7位は今季新加入のJapanextとなりました。やはり私の予想通り鈴木大介選手が-97.2ptとマイナスになったので、これでは6位は狙えません。松本選手の32試合に次ぐ30試合の対局数でしたが、現実は厳しかったようです。ちなみに今季 30局以上対局したのは2名だけです。エースの猿川選手が何とか意地で+28.4ptとプラスにしましたが、菅原選手もプラスには届きませんでした。そして中田選手ですが、対局数が14回と最も少なくなりました。インフルエンサーとしての効果はあるかもしれませんがMリーガーにはまだ少し早かったのではというのが私個人の考えです。

 

 8位にはRaidenが入りました。このチームは瀬戸熊選手の個人-1.9ptが最高で、全員の個人ポイントがマイナスで終わりました。今シーズンは見ていてこのチームが一番雰囲気が暗いと感じました。今年Piratesのメンバーが好調なのに対してライバル的立場の本田選手が昨年の好調から転落。やはり本田選手がMVPを狙うくらいじゃないと上位は望めないと思います。来年も同じメンバーで戦うならば来年も7位以下でメンバー交代になるでしょう。その時は萩原選手を外すくらいはやらないと私が生きている間はこのチームの優勝はないと思います。

 

 最下位はフェニックスになりました。やはり私の予想通り、近藤選手の抜けた穴はなかなか埋まりません。1年おきに上位と下位を繰り返していたこのチームは今年は上昇の年だったはずですが最下位でした。やはり以前のブログに書いた通り男性プロを補強しなければ勝てないのではないでしょうか。Mリーグでは2年目から男女混成チームが義務となりました。しかしこれまで女性が複数人数在籍していて優勝したチームはありません。今後の構成がどうなるのか注目です。

 

 以上9チームをざっと私なりにレビューしてみました。本来はセミファイナルの展望も書きたかったのですが、長くなってしまったので次回にします。最後まで読んでくださった方にはお礼申し上げます。

 

 

 麻雀とは関係ありませんが、個人的には巨人が阪神に連勝スタートしたので気分が少し回復しました。