来月7月26日から8月11日までの17日間、
フランスのパリで第33回オリンピック競技大会が開催されます。
そこでこの枠では今回から向こう13回に渡り、
オリンピックの公式テーマを特集してメンテナンスします。
ただ事前にご容赦いただきたいのは……「冬季五輪」も含まれております。(^_^;)
予めご了承ください。m(_ _)m
そんな第1夜目のオリンピックテーマは
John Williams 作曲の「Olympic Fanfare and Theme」。
過去記事はこちら。(リンク貼ってます)
リリースは1984年。
「商業五輪」と揶揄されることもありますが
それまでの大会はスタジアムの建設や環境整備などで
開催都市が多額の費用を負担し赤字が続いたことや、
1972年ミュンヘンオリンピックのイスラエル選手団に対するテロ攻撃、
1976年モントリオールオリンピックの巨額赤字が
開催都市に大きなダメージを残していました。
1984年のロス五輪ではメインスタジアムも
1932年ロサンゼルスオリンピック時のものを使うなど
この大会は1セントも税金を使わずに行われました。
「税金を使わなければ政治的介入を阻止できる」と、
大会委員長・ピーター・ユベロス氏を筆頭とする
南カリフォルニアオリンピック委員会は考えたわけです。
かくして「ロス五輪」では大会テーマなどもアルバムでリリース。
本作のジョン・ウイリアムズの他にも様々なアーティスト、作曲家が参加。
競技別にテーマ曲を制作し、収録しています。
ビル・コンティ(ロッキーシリーズの映画音楽で有名)
TOTO、ハービー・ハンコック、クインシー・ジョーンズ、
クリストファー・クロス、フォリナーなどなど。
かくいう私もアルバムは購入しています。(*^^)v