今日の音楽「洋楽編」(その1692) | 洋のblog

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Music Journey


今夜の洋楽枠は前回に引き続き Janis Ian。
作品は「You Are Love」。


過去記事はこちら。(リンク貼ってます)


リリースは1980年5月。
角川映画「復活の日」のED主題歌でした。

「復活の日」は草刈 正雄さんとオリビア・ハッセーのW主演映画。
小松 左京さんが1964年に書き下ろしたSF小説の映画化で
角川事務所とTBSの共同製作により1980年6月に東宝系で公開されました。
監督は深作 欣二監督。

小説のあらすじは……。

196X年2月、
イギリス陸軍細菌戦研究所で試験中だった猛毒の新型ウイルス「MM-88」が
スパイによって持ち出される。
スパイの乗った小型飛行機は吹雪に遭ってアルプス山中に墜落し、
ウイルス保管容器は砕け散る。
春が訪れて気温が上昇するとMM-88は大気中で増殖を始め、全世界に広まった。
当初は家畜の疫病や新型インフルエンザと思われたが、
心臓発作による謎の突然死が相次ぎ、
おびただしい犠牲者を出してなお病原体や対抗策は見つからず、
人間社会は壊滅状態に陥る。
半年後、夏の終わりには35億人の人類を含む地球上の
爬虫類・両生類・魚類・円口類を除く脊椎動物が、ほとんど絶滅してしまう。

生き残ったのは、南極大陸に滞在していた各国の観測隊員約1万人と、
海中を航行していたために感染をまぬがれた原子力潜水艦の
ネーレイド号(アメリカ海軍)、そしてT-232号(ソ連海軍)の乗組員たちだけ。
過酷な極寒の世界がウイルスの活動を妨げ、そこに暮らす人々を護っていた。
南極の人々は国家の壁を越えて結成した「南極連邦委員会」のもとで
再建の道を模索し、種の存続のために女性隊員16名による妊娠・出産を義務化。
アマチュア無線で傍受した医学者の遺言からウイルスの正体を学び、
ワクチンの研究を開始する。

と言うプロローグ。

1964年時点での発表ですからね……SF小説の作家さんって凄いですよね。
中◯の家畜からコウモリが媒介と言う説と研究開発との違いはあれど
新型コロナを思わせる感じで何かゾッとしますね……。