2023年は著名人……特にミュージシャンの方々の訃報が相次ぎ
個人的にはかなり凹んだ一年でもありました……。
坂本 龍一さんや谷村 新司さんは昨年のうちに私なりに心の整理をしましたが
その後にも「えっ……。」と絶句してしまうニュースが続きました。
そこで七草も終わった今夜からは「追悼」として
2023年に他界されたミュージシャンの方々を
この「邦楽」の枠で御冥福をお祈りしたいと思います。
始まりの今夜は BUCK-TICK のフロントマン、櫻井 敦司さんを追悼です。
曲は BUCK-TICK で「悪の華」と「JUST ONE MORE KISS」。
過去記事はこちら。(リンク貼ってます)
→「1990年(その13)」
「悪の華」のリリースは1990年1月でオリコンの最高位は1位。
オリコン初登場1位を獲得した本作は、
シングルとしてはバンド初であり唯一の1位獲得作品で
セールス的にもシングルとしてはバンド史上最高となっています。
桜井 敦司さんが作詞し、ギターの今井 寿さんが作曲。
BUCK-TICK が編曲(アレンジ)をしています。
「JUST ONE MORE KISS」は1988年10月のリリースで
オリコンの最高位は6位。
「悪の華」の一つ前のシングルでした。
本作も「悪の華」同様、桜井 敦司さんの作詞、今井 寿さんの作曲。
BUCK-TICK が編曲(アレンジ)をしています。
本作リリース後にメンバーの一人が麻薬取締法違反により逮捕され、
半年間の活動休止に至ります。
が、BUCK-TICK の人気は地に落ちず「悪の華」のヒットに繋がります。
桜井 敦司さん。
文字通り「BUCK-TICK」のフロントマンとして活躍。
2023年10月19日。脳幹出血のため病院で亡くなられました。57歳でした。
同日、KT Zepp Yokohamaで行われていた公演で
1曲目を歌い終えたところでふらつき、
3曲目「絶界」を歌い終えたところでスタッフの助けを借りて退場し中断、
病院に搬送されましたが、そのまま帰らぬ人となりました……。
どうか、どうか……せめて安らかにお休み頂ける様、
心よりお祈りしたいと思います。