今日の音楽「邦楽編」(その1597) | 洋のblog

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Music Journey

2023年は著名人……特にミュージシャンの方々の訃報が相次ぎ

個人的にはかなり凹んだ一年でもありました……。


坂本 龍一さんや谷村 新司さんは昨年のうちに私なりに心の整理をしましたが

その後にも「えっ……。」と絶句してしまうニュースが続きました。


そこで七草も終わった今夜からは「追悼」として

2023年に他界されたミュージシャンの方々を

この「邦楽」の枠で御冥福をお祈りしたいと思います。


始まりの今夜は BUCK-TICK のフロントマン、櫻井 敦司さんを追悼です。

曲は BUCK-TICK で「悪の華」と「JUST ONE MORE KISS」。




過去記事はこちら。(リンク貼ってます)

→「1990年(その13)



「悪の華」のリリースは1990年1月でオリコンの最高位は1位。

オリコン初登場1位を獲得した本作は、

シングルとしてはバンド初であり唯一の1位獲得作品で

セールス的にもシングルとしてはバンド史上最高となっています。


桜井 敦司さんが作詞し、ギターの今井 寿さんが作曲。

BUCK-TICK が編曲(アレンジ)をしています。




「JUST ONE MORE KISS」は1988年10月のリリースで

オリコンの最高位は6位。

「悪の華」の一つ前のシングルでした。


本作も「悪の華」同様、桜井 敦司さんの作詞、今井 寿さんの作曲。

BUCK-TICK が編曲(アレンジ)をしています。


本作リリース後にメンバーの一人が麻薬取締法違反により逮捕され、

半年間の活動休止に至ります。

が、BUCK-TICK の人気は地に落ちず「悪の華」のヒットに繋がります。




桜井 敦司さん。

文字通り「BUCK-TICK」のフロントマンとして活躍。

2023年10月19日。脳幹出血のため病院で亡くなられました。57歳でした。

同日、KT Zepp Yokohamaで行われていた公演で

1曲目を歌い終えたところでふらつき、

3曲目「絶界」を歌い終えたところでスタッフの助けを借りて退場し中断、

病院に搬送されましたが、そのまま帰らぬ人となりました……。




どうか、どうか……せめて安らかにお休み頂ける様、

心よりお祈りしたいと思います。