さて今夜の洋楽は前回お約束した通り Carole King。
作品は「You've Got a Friend」。
過去記事はなく新規掲載です。
邦題は「君の友だち」。
前回の「イッツ・トゥー・レイト」と本作が収録されているアルバム「Tapestry(つづれおり)」は
アメリカにおいて実に15週連続で1位を獲得。
しかも1位陥落後も約6年(306週)に亘ってチャートに登場しています。
1972年のグラミー賞においては主要4部門
・最優秀アルバム賞
・最優秀レコード賞
・最優秀楽曲賞(作詞/作曲賞)
・最優秀新人賞
のうち最優秀新人賞以外の3部門を獲得。
最優秀レコード賞(日本で言うレコード大賞)が前回掲載の「イッツ・トゥー・レイト」。
そして該当作品を作詞、作曲したソングライターに贈られる最優秀楽曲賞を
本作「君の友だち」を作詞、作曲したキャロル・キングが受賞しています。
また同アルバムを対象にした最優秀女性ポップ・ヴォーカルを受賞しました。
ただしシングルをリリースしたのはジェームス・テイラーです。
当時、キャロルのアルバム「Tapestry(つづれおり)」と
ジェームス・テイラーのアルバム「Mud Slide Slim and the Blue Horizon」は
レコーディング・セッションをしながら同時並行で録音されていたんですね。
「君の友だち」は両方のアルバムに収録されていますが
キャロルは「イッツ・トゥー・レイト」をシングルカットし、
ジェームス・テイラーは本作をシングルリリースしました。(全米1位、全英4位を記録)
本作がどれくらいアメリカ人に支持されているかが解る逸話があります。
「もしアメリカ国歌が新しくなるとしたら、どの曲が良いか?」
と言う問いに対して本作が圧倒的支持を集めたそうです。
歌詞が秀逸です。
1本目の動画は日本語訳入りを選びました。
是非 歌詞を読みながら聴いて頂きたいです。m(_ _)m