私のこと~
私のこと~
初めてアシスタントでついたのは、萩本欽一さんのバラエティー番組です。
アシスタントの女の子の髪を、
ポニーテールにしたのを覚えてます。
すっごい緊張して、めちゃくちゃ時間かかって、
頭からだらりと汗かきました。
お金は全然なかったけれど、世の中はバブルで、
青山や恵比寿で良く飲んでました。
(お金持ちの友達や先輩たちがおごってくれました。)
事務所は忙しく、仕事はたくさんあって休みなく、
良く働いてました。
念願のドラマ、映画のへメイクもさせて
もらえるようになって、いつも緊張の連続だったけれど
仕事してる!楽しい!って思えました。
初ドラマは、「春一番が吹くまで」
布川敏和さんと今井美樹さんが主演
ドキドキの汗、焦った汗、ドジった汗
汗だらけの毎日でした。
初めてついた映画は「別れぬ理由」
アシスタントとして参加しました。
三田佳子さん、津川雅彦さんが主演で、
監督は降籏康男さん、カメラは木村大作さん。
俳優陣もスタッフもベテランぞろいで、
現場でおろおろしっぱなしでした。(またもや汗)
4年間事務所にいて、フリーになりました。
ちょうどバブルもはじけて、業界全体の仕事量が
激減してフリーになったばかりの私はめちゃ暇でした。
雑誌の姓名判断で仕事がくる名前に変えて
そのままずっと使っています。
だんだんと知り合いから仕事がくるようになって、
張り切って仕事をしてました。
もっと、もっと仕事をしたいと欲が出てきました。
ガメラ3(1999年、3月公開)の撮影おわり
中山忍ちゃんと。
休みの日は、1日3~4本の映画を見て過ごしました。
気が付くと40才目前になっていて、
あ!結婚したいと思いました。
と思ってもそんなにすぐに結婚できる訳もなく、
45でやっと結婚しました。
友だちに結婚するんだ♪と報告したら、
「結婚しないのかと思っていた。ヤダ~!!」と、
おめでとうより先に言われました。
仕事は好きだけど、現場のスタッフほぼ全員が私よりも若くて、
自分の中で変な違和感が出てきました。
何か他のことしたいな~と思うようになりました。
私のこと④
~手作りコスメとさとう式リンパケアに出会う~に続きます。