いろんな解釈が可能な素晴らしい作品「進撃の巨人」

どのような解釈だろうと絶対的な正解はないと思っています。

私は、いろんな考察をしていますが、あくまで私はこう思うってだけで、他の説を支持している人がいるのも分かっています。

 

その上で、始祖の巨人は知性巨人を操れたと思いますか?

 

進撃ファンの意見を聞いてみたい。

私は深く考えることなく、操れないと思っていました。

 

根拠は、エレンがダイナに触れて始祖の力を発動したとき、ライナーたちを操れなかったから。

そして、巨人大戦が起きたから。

 

平和を愛する王として描かれる145代が、知性巨人を操れたり、その能力を奪う力があったのなら、巨人大戦は起きないでしょう?

 

そう考えていたのですが、意外と「始祖はすべての巨人を意のままに操ることが出来る」というセリフから、始祖は知性巨人も操ることが出来ると考えている人は多いのかも?

そして、始祖の命令に逆らうことが出来るのが、進撃の巨人の能力だと考えているのかな。

 

私は、知性巨人を除くすべての無垢の巨人を操ることができるのが始祖の能力だと考えていました。

そして、進撃の「何時いかなる時代も自由のために戦った」というのは、進撃のみに始祖の命令が効かないという意味ではなく、進撃の巨人の存在のあり方なんだと思った。

進撃以外の知性巨人は、始祖の方針に従って、古代から他国の侵略に加担し、国内でも権力争いを繰り広げたけど、進撃はそこに加担しなったんだと感じたんですよね。

これを前提に考えると、進撃はひとつの家に管理された巨人ではないはず。

ユミル孫世代で発現し、存在は知られていたけど、始祖に逆らい討ち取られて、初めて赤子継承になって古い時代に行方不明になっていたという設定では?

 

根拠は、タイバー演説で進撃に関して全く触れられないこと。

7つの巨人がマーレに下ったと説明されますが、進撃に関しては行方不明になったとも触れられません。

そもそも、古代の伝承の存在だったなら納得できる。

 

アルミンが、天と地の戦いへ向かうとき、エレンは自分たちから巨人の力を奪わずに自由にさせていると発言しますが、これはミスリードで、そもそも始祖に知性巨人の能力を奪う力はなかった気がするんですよね。

 

進撃ファンの方々の解釈を聞いてみたい!

真田広之さん主演&プロデュースの「将軍」が話題なので、今月だけディズニー+に加入しています。

観終わったので、感想など。

 

全体的な感想としては、面白かったです。

でも、欧米で高評価な理由は、正直言って分からなかった…

 

  • 面白かったポイント1

1600年前後の日本を舞台にした、カソリックとプロテスタントの勢力争いを描いたところ。

キリスト教、特にカソリックが植民地政策に利用されたことは、周知の事実だと思ってたのですが、現在でもキリスト教徒が多い国ではタブーなんでしょうか?

もしかしたら、この辺の切り口が受けたのかもしれない。

 

  • 面白かったポイント2
魅力的な脇役が多い。
主役の虎長は、腹の内を語らない策士
周りの人物が、虎長の策によって、意図的に、または意図せず動かされます。
お気に入りは、鞠子様と藪重
 
熱心なカソリック信者でありつつも、戦国時代の武家の女性である鞠子は、キリスト教の教えと武家社会の忠義を重んじる考えの2パターンの考えを備え持っています。
漂流者であるイギリス人のブラックソーンの通訳でもあるため、行動を共にする。
西欧的な考えにも触れ、その中で、自分が信じる道を選ぶ。
 
藪重は、残虐で自己中心的な人物として描かれる。
いつ、主君である虎長を裏切ってもおかしくない。
なのに、憎めない人物像です。
ブラックソーンは、虎長を凄い人物だと感じながらも、最初は反発していた藪重に共感する場面が多いように感じました。
 
  • 陰謀劇が好きな人におススメ
戦国時代が舞台の本作ですが、戦闘シーンは少ない。
真田広之の殺陣を楽しみしているとがっかりするかも。
一方、策略を巡らせて、自分の目的を達成する過程を楽しむタイプの人には面白いと思う。
好評だったため、第2シーズンの制作も検討されているようですが、その場合は、毛色の違う作品になりそう。
 
奇麗にまとまったリミテッドシリーズとして完結するのが良いのではないかなあ。
 
 
 

ウォーキング・デッドのシーズン1~10(16話まで)をAmazonプライムビデオでいっき観してハマったわたくし。

完結編のシーズン11は、アマプラでは有料だったので、観ていませんでした。

 

が「SHOGUN‐将軍」を観るためにディズニー+に加入し、やっと「ウォーキング・デッド」のシーズン11も視聴いたしました。

結果として、シーズン11の内容には満足いたしました。

 

予想どうり、リックはどうなった?とかの伏線は回収されませんでしたが、マギーにフォーカスしてくれたのがお気に入りポイント!

わたし、マギーが大好きです。

元々、自立した強い女性だった上に、グレンを愛して、リックたちのグレンへの扱いに疑問を呈してくれた。

これ、欧米社会でアジア人差別は許容されていることを考えると、すごい表現だと思う。

ダリルもずっと、グレンとの絆を心に停めて、マギーの味方だし。

 

その一方で、ユージーンの物語でもあったと思う。

わたし、結構ユージーンが好きなんですが、ニーガン編の役割で、かなりなヘイトがあったらしい。

役者さんに殺害予告が来るレベル。

役柄と役者さんは分けて考えようよ!

 

ユージーンは、臆病者で卑怯な一面もあるけど、基本的には合理的な判断で行動していると思う。

シーズン11で、やっとユージーンが勇気を持ったみたいな演出だけど、私はもっと以前からユージーンは、仲間を守るために勇気を持っていたと思うよ。

どっちかというと、ゲイブリエルにイライラさせられたわ。


ユージーンとロジータの友情は、もう…

ロジータ、エイブ、ユージーンは、あの絶望的な世界で出会えてよかったよね。

そして、グレンとマギーに出会った。

 

やっぱり、ウォーキング・デッドの世界で仲間を結び付けたのはグレンだと思う。

リックより偉大だよ。