89本目(11月7日鑑賞)


飛ぶのが好きなのです
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PAN
~ネバーランド、夢のはじまり

監督:ジョー・ライト/脚本:ジェイソン・フュークス/美術:アリーヌ・ボネット/音楽:ジョン・パウエル
出演:リーヴァイ・ミラー/ヒュー・ジャックマン/ギャレット・ヘドランド/ルーニー・マーラー/アディール・アクタル/アマンダ・セイフライド

第二次大戦中のロンドン。孤児として施設で育ったピーター(リーヴァイ・ミラー)は、施設の子どもが夜のうちに何人かずついなくなっていることに不審を抱く。その夜、寝ずに見張っていると空飛ぶ船に子どもたちがさらわれているのを目撃。ピーター自身も船に乗せられ、ネバーランドの海賊黒ひげ(ヒュー・ジャックマン)の元に連れて行かれる。

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ワクワクだ。空が飛べるなんて素晴らしいじゃないか。

ディズニーアニメで親しんだ「ピーターパン」。その誕生を描いたファンタジー。空飛ぶ海賊船に始まり、黒ひげの空中要塞、先住民の集落、人魚の入り江に妖精の国。空を飛び、海賊と戦う。冒険のすべてが集結。大人も子どもも誰でも一度は夢見た世界がスクリーン狭しと繰り広げられる。

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ピータパンはなぜ飛べるのか。ティンカーベル、タイガー・リリー(ルーニー・マーラー)との関係性。ロストチルドレンたちはどこから来たのか。本編へとつながる謎が明かされる。

仰天解釈がフック(ギャレット・ヘドランド)とスミー(アディール・アクタル)。本編でピーターの宿敵となる両者がピーターの仲間…しかもカッコいい(笑)。片手をワニに食われて仲間割れしておしまい…かと思えば、ハンソロばりにピンチを救ってエンディング。これは、続編含みですか?

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新鋭ミラーは文句なく可愛い。続編撮るなら早くしないと大人になってしまう。ピーターパンは永遠に子どもなのだから。ヘドランドはフックのイメージを大胆に変えたイケメン。「トロン・レガシー」の少年、カッコよくなりましたなー。

ヒューは徹頭徹尾、爪の先まで悪役。出演してたことにビックリしたアマンダ・セイフライドとまさかの「レ・ミゼラブル 」共演。アクションまで披露したルーニーはカッケー。最近好感度役が多く、「ドラゴン・タトゥーの女 」降板は惜しい。

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ミュージカルを意識したような音楽もワクワクを鼓舞。担当はファミリーアニメの名手ジョン・パウエル。ネバーランドの風景も美しく、「アメリ 」の美術アリーヌ・ボネットのファンタジーワールド。2D鑑賞が悔やまれる。子ども向きの映画? hiroは子どもなので、ありです、これ。

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昔から、空を飛ぶ映画が好きでして、ディズニーアニメの「ピーターパン」からしてツボなのですよ。ピーターが飛べた瞬間、もう少しドラマチックにできたかな。



hiroでした。



脚本8 映像8 音響7 配役8 他(音楽)8
39/50