2020・米 すげぇ~な。
監督:ユヴァル・アドラー
出演:ノオミ・ラパス ジョエル・キナマン クリス・メッシーナ エイミー・サイメッツ
ノオミ・ラパスが主演を務めるサスペンス。
ナチス・ドイツの軍人に暴行を受けた過去を持つ女性が、復讐の為に
ある男性を監禁するも、男性は人違いだと主張する。
共演はジョエル・キナマンやクリス・メッシーナら。
監督をユヴァル・アドラーが務める。(シネマトゥデイより抜粋)
本日チェックしたところ、キナマン君の見てない作品が上がって来ていたのでチョイス。
U-NEXT。
1950年代のアメリカ郊外。
ルーマニア出身でロマ民族のマヤは、医師のルイスと結婚し、子供にも恵まれ
幸せな日々を送っていた。
だが、第二次世界大戦中のトラウマに苦しめられ、悪夢も続いていた。
そんなある日、近所に越してきた男を見たマヤは、この男こそ自分を苦しめ続ける
悪夢の元凶だと確信する…。
激しい復讐心に駆り立てられたマヤは男を拉致すると、ルイスにすべてを打ち明け、
男を自宅に監禁する。
人違いだと必死に抗弁する男に対し、記憶に不確かなところがあるマヤは、
男から真実を聞き出そうと容赦なく問い詰めていく…。
ルイスはそんなマヤの狂気じみた行動に戸惑いつつも、彼女を信じたい一心で
男の素性を突き止めるべく奔走していくのだったが…。
<色々なスゲェ~な見れます>
97分の作品です。この中に様々なスゲェ~が観れます。
幾つあるか数えて見るのもいいかも…。(メッサ嫌味だな、何処が?って思う予告の出来)
ストーリーは簡単に言うと…。
今は幸せに暮らしているマヤ。けれども、戦争時代の出来事がトラウマとなり
今尚悪夢を見る。良くなっていると思った矢先に「あの事」を思い出す指笛を聞く。
絶対に奴だと確信したマヤは男を拉致し、自宅の地下室に監禁し自白させようと…。
という内容です。
私の感じた「スゲェ~な」ポイント。出来事が起こったのは15年前。←此処大事です。
〇指笛で気付いた。(特徴的と言っていたが、皆似たり寄ったりじゃね?)
〇記憶は曖昧なのに奴だと…。顔が変わってないというのだが。(15年ですぜ)
〇戦争帰りの屈強な男を1人でトランクに押し込める。(これはホンマスゲェ~って思う)
〇IDや書類等で、スイス人でトーマスと名乗るのに聞く耳を持たない。
〇戦争には行ってないという。
〇この広い国々の中のアメリカで再会するという偶然。
普通ならば15年も経ち、記憶も曖昧だと言っているのに「もしかした人違いやも」と
なりそうなのだが、マヤは決めつけて、嘘を言っていると…。1ミリのブレもナッシング。
この辺はマヤ演じる「ノオミ・ラパス」嬢の狂気の演技の凄さを褒めるべきか?
夫のルイスは最初は、彼を助けようとさえするのだが…。
でも、冷静に周りから固めていくタイプ。(一歩違えば自分達が捕まる犯罪だから…と)
自分で調べた情報の90%以上が嘘は言っていないと分かっているが
愛する妻を信用したいという気持ちが、ルイスの心の中で少しづつ湧き上がって行く。
(それって愛なのか?私には絶対に分らん…)
<私の大事なキナマン君は作品中殆ど縛られてました>
というのを85分強、延々見せ続けられます。
余りにも聞く耳持たな過ぎのマヤの言動が異常に見えて…、
私は正解が分かっちゃいましたが。
しかし、その後にお口ポッカーンのラストが待ってますのん。
そんな事言ったら面白そうやなと思われるかもですが…。
(ハッキリ言って痛めつけられるキナマン君を愛でる作品になっとります)
夜な夜な見ていた「韓国産ドラマ」が又良く似たシチュエーションで…。
そんなんばっかし見過ぎで、こっちがトラウマになりそうになりましたが…。
マヤが少しでも違うんじゃないか?と不安がれば、もっとリアルになったのに…と。
それにしても「女の感」というのは恐いモノだと思った次第。
アマプラでも見れるらしいですけど…。(ちゃんと調べてないので曖昧な情報です)
もしも、どうしても気になる貴方様は、自己責任という事で…。
〇トーマスが嘘をついているか否かだけで、ラストまで引っ張る脚本。ホンマスゲェ~わ。
(だからと言って、面白いとは限りません事よ)
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