2022・邦画 何処まで貶めるのか。
監督:木村ひさし
出演:小芝風花 川村壱馬 黒羽麻璃央 八木優希 西田尚美 池内博之
鈴木光司の小説を原作に映画化したホラー「リング」に登場する「貞子」の呪いを
解明すべく、女子大学院生が奔走するホラー。
IQ200の頭脳を持つ主人公が「呪いのビデオ」を見てしまった妹を救う為、
ビデオの謎を解き明かそうとする。
主演は小芝風花。
監督を木村ひさしが務める。(シネマトゥデイより抜粋)
見放題になったので見たけれど、又もやどっこも笑えないコメディと化した「貞子」さん。
Netflix。
最早、都市伝説的な扱いにもなっている呪いのビデオの存在。
又もやビデオを見た者が24時間後に死亡する事件が、全国各地で続発する中…。
IQ200の天才大学院生・一条文華は、テレビ番組で共演した人気霊媒師・Kenshinから
事件の解明を挑まれる。
呪いがSNSで拡散すれば人類は滅亡すると主張するKenshinに対し、
文華は呪いなどあり得ないと断言。
そんな彼女のもとに、興味本位でビデオを見てしまった妹・双葉から助けを求める電話が入る。
「全ては科学的に説明可能」と考える文華は、自称占い師の前田王司や
謎の協力者・感電ロイドとともに、貞子の呪いの謎を解き明かすべく奔走するのだったが…。
<皆で見れば怖くない?さぁ、ご一緒に>
おばちゃんは、見るまでず~っと「デラックスな貞子さん」が見れるのかと思っておったよ。
DX=ディーエックスと読む。
意味は、デジタルトランスフォーメーションの略でデジタル技術を活用して
生活やビジネスを変革することです。(超簡単に言うと…其れでも分からん)
なんせIQ200ですから、難しい言葉なんかもバンバン使っちゃう訳です。
でも現代の世の中では「ビデオデッキ」って何?と疑問を持つもの多し。
今やDVDも廃れつつあるからね、配信の時代が…。
そんな現代に伝わる、もう都市伝説となっている「呪いのビデオ」。
これを見ると、1週間後に死ぬと言う事だったが、今や見たら24時間で死ぬ。
「The time is money」呪いも時代に乗っかってるんだ。
でも、此処に「科学で解明出来ないモノはない」と言い切る文華がいる。
其れならばとKenshinから渡された呪いのビデオのコピーを見て解明する事に。
でも、文華よりも好奇心旺盛な妹が見ちゃったから、さぁ~大変!
家族の危機とばかりに24時間以内に呪いを止める方法を探す。
間に合うのか、否か?そして、その方法は解明できるのか?と…。
↑これを読むと面白そうやんと思うかもしれないけれど。
もう、この作品自体がホラーじゃなく、コメディーと化している。
<ポスターにもある文華の特徴的なポーズ>子豚でも、狐でもウサギでもない。
頭の中にある記憶を探し出すのに使うポーズ。
(実際そう言うのがあるのか知らんが、何かふざけてるし)
其れと、こんな私が大笑いしたのが「呪いのビデオ」を見たら貞子さんが見えて
迫って来る筈が、妹は親戚のハゲのオッサンが見えると…。
(おじさんは骨折して入院中で、絶対其処には行けないし、友達には見えない)
そのオッサンを見続けると髪の毛が栄えて伸びて来る…。
(オッサン今にも毛が生えて歓びの舞でも踊るん違うか?って、想像したら笑いが止まらん)
まだオッサンは良かったんだけど、文華の母親は亡くなった夫が見えて迫って来る。
(このお父さんが貞子の動きをまねるが下手すぎて、ギャグにしか見えない)
貞子さんも折角都市伝説に迄上り詰めたと言うのに、この描かれ様ではお気の毒すぎる。
井戸の中で泣いとるぞ。
だがしかし、もっと凄いモノを見つけてしまった。
「世界感監修」鈴木光司…と。宜しいんですか?こんな風に貞子さんが扱われて…。
(生みの親が監修している位なので、これ以上は何も言うまい)
あんなに怖かった貞子さんが「R-1」に登場する日も、そう遠くないのでは…。恐ろしや。
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