チャンシルさんには福が多いね | 新・伝説のhiropoo映画日記

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映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

            

2019・韓国     ★★★☆☆(3.8)

                

監督:キム・チョヒ

出演:カン・マルグム  ユン・ヨジョン  キム・ヨンミン  ユン・スンア

                   

                    

ホン・サンス監督が手掛けた作品でプロデューサーを務めてきたキム・チョヒが

メガホンを取ったコメディー。

 

キム・チョヒ監督自身の体験を基に、人生をささげてきた仕事を失い、恋人も子供も

家も持たないアラフォー女性に訪れる恋を描く。

 

主演はカン・マルグムが務め、ユン・ヨジョンやキム・ヨンミンなどが共演する。

(シネマトゥデイより抜粋)

                     

                  

                     

ブタ

前から見たいと思ってはいたが、なかなか見放題にならず。ちくしょ~めって思ってたら

意外にも見放題の配信みっけた。Hulu。←1ヵ月だけの予定だが…。

                       

                           

映画をこよなく愛する映画プロデューサーのチャンシル。

                        

人生の全てを映画に捧げるつもりでいた彼女だったが、ある日突然、これまでずっと

支えてきた映画監督が心臓発作で急死してしまう…。

                               

                                               

唯一の生きがいだった仕事を失い、40歳にして子供は勿論、カネも男も家もない事に気づく。

 

ひとまず老女が1人で暮らす丘の上の家に間借りして、仲良しの女優の家で、

家政婦さんとして働き始めるチャンシルだったが…。

 

<予告を見れば、貴方様も見たくなるだろう?>

                          

                   

↑どこかで見ているのだろうか?主役で見るのは初めての「カン・マルグム」氏。

                       

え?ホラーが続いていたのに、行き成り「コメディ」っすか?と驚いたかね。

いやいや、本作にも幽霊が出て来るので、一種のホラー作品やも…。

                   

                                       

其れなりに充実した人生を歩んでいたチャンシルさん。

が、可愛がって貰っていた監督が急死する。「監督あってのPD」だと、今更ながらに気付く。

                  

先ず、仕事を失う。当然「金」も…、そして男も、気付くと何にもない40女。

                     

               

唯一慕ってくれる仲良しの女優さん家に行くと荒れ放題。

「お金を貸そうか?」と言われるも、欲しいのは「職」だと言う事で、彼女の家の家政婦を。

                 

役に立つのか立たないのかは、分からないが女優は毎日習い事で走り回っている。

                     

                

其処に来る、穏やかな感じの良い男性はフランス語の家庭教師。

実は、短編等の映画監督で、食べれないのでその他色々なバイト等をしている。

                         

              

そんな彼に、ちょっと惹かれるチャンシルさんだったけれども…。

これはチャンシルさんにも、遂に春が訪れるのか?

                   

                

そう言う具合のメッサ温~いテンポで綴られる、チャンシルさんのその後。

引っ越してから、チャンシルさんの近くにふと現れる下着姿の男性。↑

                       

<レスリー・チャン氏だと言い張る幽霊>

欲望の翼>↑どうやら、このレスリー・チャン氏の姿で登場する。

              

私は見ていないのだが超ヒット作となった「愛の不時着」で人気の出た方だとか。

「キム・ヨンミン」氏。

私は、昔のギドク監督作品とかで見ていたが、「私のおじさん」のおじさんの会社の社長。

(ホンマに真逆な役処だが…)

                   

彼が、お笑い担当なのだが、なかなか切ない野郎だった。

(大家さんの亡くなった娘さんの部屋にいる)

                    

<↑この光の当たり具合、色合いとか何となく「欲望の翼」を思わせる?>

                          

<↑服を着てきましたバージョン>

幽霊なのに、ドアをすり抜けたり出来ないし、寒い時はストーブに当たっている。爆。

               

緩い作品なのに、益々緩くなるやん。

              

         

チャンシルさんに福は来るのか?このタイトル、又もや偽りなのか?

エンディング曲が、ものごっつい曲で、最後まで聞いてしまった。滝汗。

                    

きっと若いお方達には受けない作品だと思う。

でも、映画好きなら「クス」って笑う部分が多し。

                  

                                

実は監督は長年に渡り「ホン・サンス」監督作のプロデューサーを務めてきた

「キム・チョヒ」氏の初メガホン作品。自分自身の事も投影しながら脚本をって事だろう。

(監督作品とも、一寸何処かが違う部分はフランスの大学で映画を学んだって部分やも)

                

ホン・サンス」監督作品は、未だ2作程しか見ておりませんが、観たい気持ちはある。

                   

             

最初は何かとっつきの悪い大家さんに「オスカー女優」の「ユン・ヨジョン」氏。

(作品の大きさとかは関係なく「え?」っと思う作品に出ている。自分でチョイスなのかな?)

                    

             

何だろうか「泣ける」とか、「癒される」とかはないし、かと言って大笑いもしない。

別に普通の40歳の独身女性のお話だが、なかなか「じわじわ」と色んなモノが沁みて来る。

              

たまには、こういうのはどうかしらん?見た後には、熱いお茶でも飲みたくなる感じ。

                   

                         

                

                 

 

                

 

 

                  

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