イン・ザ・ハイツ | 新・伝説のhiropoo映画日記

新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                  

2020・米     ★★★★☆(4.9)

               

監督:ジョン・M・チュウ

出演:アンソニー・ラモス  コーリー・ホーキンズ  レスリー・グレイス  メリッサ・バレラ

                    

                   

リン=マヌエル・ミランダによるブロードウェイ舞台劇を、彼自身の製作で映画化したミュージカル。

                         

ニューヨークの一角に暮らしながら、自分の夢を追いかける青年たちの姿を映し出す。

                    

メガホンを取るのはジョン・M・チュウ。

アンソニー・ラモス、コーリー・ホーキンズのほか、レスリー・グレイス、メリッサ・バレラが出演する。

(シネマトゥデイより抜粋)

                  

                 

                      

ブタ

もう見れる様になっているとは、知らなんだ。 思わずお口ポッカ~~んで見続けた。

Amazonプライム。 399円。

                       

                      

マンハッタンのワシントン・ハイツ地区は、ラテン系の移民が多く暮らす街。

                         

小さな食料品店を営む青年・ウスナビもそんな移民の一人。

真面目に働いていればいつかは夢が叶うと信じていた彼だったが、現実は厳しく、

今は故郷のドミニカに移り住みたいと願っていた。

                                                     

そんな彼が思いを寄せるのは、ファッションデザイナーを夢見るヴァネッサだが、

何時も相手にして貰えずに、親友のベニーにからかわれる日々…。

                       

                    

そのベニーは、名門大学へ進学したハイツの希望の星・ニーナに夢中。

突然帰省した彼女との久々の再会に浮かれるベニーだったが…。

 

                             

祖国を遠く離れた人々が暮らすこの街は、何時も歌とダンスで溢れている。

                         

此処で育った4人の若者達は、それぞれ厳しい現実に直面しながらも夢を追っていたが。

真夏に起きた大停電の夜、彼ら4人の運命は大きく動き出す…。

 

<予告編だけでも楽しさが分かるよね。> 実は、この予告編も何度もリピリピしてた私。

                        

ミュージカルも大好きな私。 とは言え、昔の様にはホイホイとは舞台を見に行く事は出来ない。

なんせお高いし「この舞台1回見るのと、映画館で映画見る」のを天秤にかけてしまう…。

(モチ、チケット取るのも容易ではないしな…)

                        

「イン・ザ・ハイツ」は、ブロードウェイミュージカルで、トニー賞を4冠とグラミー賞最優秀

ミュージカルアルバム賞を受賞したのの「映画化」作品。

                        

本日の得点は、タダミュージカル映画が好きなだけではなく、この舞台を映画化して

「より輝かせた」部分が、素晴らしく、嬉し過ぎてつけてしまった。 

(欠けている部分は、分かりますよね。 スクリーンで見なかった馬鹿者の私のやっかみ)

                             

                 

ストーリーは、大停電に起きた、悲喜こもごもなんすけれど。

               

何時も良く言う様に「何故に映画化するのか?」という言葉の「?」が全くない、映画化ならではの

ホンマに憎い演出や映像のオンパレード。

               

普通のミュージカル作品と違うのは、台詞で繋ぐ部分が「ラップ」になっている所。

                       

                   

主人公の↑ウスナビが、朝起きて職場の食料品店に出勤、其処に来る常連客等を踏まえて

オープニング8分間で、主要の登場人物の紹介までしてしまう。

                   

映画化で、鳥肌が立つのは群舞の俯瞰映像が圧倒的でやられる事もあるのだが↓(こんな感じ)

                  

                  

凄く面白いのは、ガラスに映る風景なり、人々なりを写り込ませながら、魅せていく部分。

オープニング8分の超盛り上がる群舞を既に皆が踊っているのが、ウィンドウに写っているのに

なかなか見せてくれない!  うっへぇ~~、だった。

                

冷えたジュースの扉を開けて、曇ったガラスに「ニコニコマーク」を描くなんて、舞台では出来ましぇん。

               

そう言う細かな部分まで、計算されていて、「ホンマに憎いお方」って感じ。←(超褒めている)

                  

本作の監督さんは「クレイジー・リッチ!」で一躍有名になった「ジョン・M・チュウ」氏。

「クレイジー・リッチ」で初めましての監督かと思いきや、「ステップ・アップ2」(今は5まである)

2と3の監督で、4と5は製作指揮なんだね。(モチのロン、1と2しか書いていないけれど全部見てる)

               

ミュージカル作品ではないけれど、ダンスや音楽も…って言う監督さんなんだろうね。

                           

                

キャストは、モチのロン「歌って踊れる」お方達なんだけれど。

音楽の方は、「ラテンミュージック」が中心。 サルサとかフラメンコまで…。(コレマタ好きですねん)

                 

なんですやろ、何処からどう見ても「マンマアジア」丸出しの私なのに、ラテンミュージックには

ホンマに惹かれるし、血が騒ぐ。

                    

そう言う部分も、見事に私の「好き好き度」とマッチしたのもあったんだろうな。

             

デートで行ったクラブで、ヴァネッサは踊りたいのに、ウスナビは恥ずかしがって酒を取りに。

その間に、ヴァネッサと踊りたい男達が次から次へと…。 ホンマにラテンパワー満載!

                      

皆が歌って踊れるのは、「当然」の世界だが…。

                 

<ハイツの皆から慕われているアブエラ> 「オルガ・メンディス」氏の歌声の美しさにぶっ飛ぶ。

              

この方、一体何者なん?  ちょっと調べたけど、良く分からんかった。(残念)

                       

              

そしてこの方↑「かき氷売り」(ピラグエロ)で、カメヲ出演の「リン=マニュエル・ミランダ」氏。

彼は、2008年、ブロードウェイで初演されたミュージカル「イン・ザ・ハイツ」で

作曲・作詞・主演したお方。 本作では、製作で参加されている。

                  

                                                    

何と私、2度見てしまった…。

当然の如く、口から出るのは「あぁ~、スクリーンで見たかったな」だ。

(コロナッチ、猛烈な勢いの時だったしな…。 泪)

               

          

そうそう、エンドロール後に楽しいワンシーン有りましてよ。 お見逃しなく。

                

今日も今日とて、興奮して遅くなっちまった。  まぁ、仕方がないわ。 えへへへへ。

                

                  

                    

 

 

 

 

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