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新・伝説のhiropoo映画日記

映画が好きだ。ドラマも好きだ。
そして、イケてる面はもっと好きだ。

そんな好きなものが詰まった日記、読んでみるかい。

                    

1988・香港     ★☆☆☆☆(1.2)

                 

監督:ウォン・カーウァイ

出演:アンディ・ラウ  マギー・チャン  ジャッキー・チュン  アレックス・マン

                        

                          

ウォン・カーウァイが1988年に発表した監督デビュー作。

                   

香港の暗黒街に生きる若者達をスタイリッシュに描いた青春群像劇。

 

後に監督として「インファナル・アフェア」シリーズなどを手がけるアンドリュー・ラウが撮影を担当。

(映画.comより抜粋)

                       

                       

                     

ブタ

え?よく考えてみたら、「アンディ・ラウ」氏の若い頃の作品を見た事なかったなって思った。

そしたら、上手い具合に本作が配信されたので、見る事に。  U-NEXT。

                           

                         

14歳で人を殺して以来、黒社会に生きるチンピラのアンディ。

                           

面倒ばかり起こす弟分のジャッキーからは慕われているものの、彼は借金の取り立てと

ケンカに明け暮れる刹那的で、無意味な人生を送っていた。

                                   

                         

そんな彼に失望して長年付き合った恋人も去った時、アンディはランタウ島から来た

いとこのマギーの面倒を見ることになる。

                      

彼女は肺の病気で、大きな病院で見て貰う為に、アンディの家に居候をする事に。

                              

                        

自宅は、散らかり放題で、水を飲むにもコップさえ見つからない有様…。

                     

洗濯をし、掃除をし、料理もして、清潔で人間らしい部屋を取り戻したけれど、毎晩の様に

血塗れになって帰宅するアンディ。

                         

其の度に心配し、手当てをしてくれるマギー。  

何時しか、アンディには居なくてはならない人になってしまったマギー。

                           

                         

ところが、病気が完治した為に置手紙を置いて、島に帰ってしまう。

                         

自分の気持ちに気付いたアンディは、マギーに会いに島に行く。

惹かれ合った2人に言葉はいらない…。

                        

                           

マギーの腕の中で束の間の安らぎと幸福感を味わうアンディだったが…。

                                

しかし、アンディの元に、ジャッキーが組の邪魔者を殺す鉄砲玉に志願したと知らせを受け、

命の危険も顧みず飛び出していくのだったが…。

 

<予告編とはちょっと言い難いが…。 雰囲気はわかるかな?>

                           

                      

脚本家としてスタートしたウォン・カーウァイ監督のデビュー作品と知って納得した。

                       

でも、香港電影金像奨では作品賞・監督賞も含めて9部門でノミネートされ、

助演男優(ジャッキー・チュン)と美術で最優秀賞を受賞した。

                          

ストーリーは俗にいう「香港ノワール」もの。

                    

「アニキ」と呼ばれるアンディだが、無鉄砲にも程があるたった1人の弟分のジャッキー。

                     

アンディが慕っているボスにまでも、「ジャッキーとは、手を切れ」と言われていたが

本人のジャッキーは、既にアンディと同等の気分で街を歩く始末。

                 

金もないのに大口を叩いては、ボコボコにされて、アンディに後始末をして貰うのに

幾ら注意しても、聞く耳を持たない。

                      

                      

金を出して屋台を持たせても、こんな退屈な事出来ないと真面目に働こうとはしない。

アンディは、アンディでどんなに迷惑を掛けられても、見放す事が出来ない可愛い弟分なのだ。

 

ホンマに、「ゾンビに噛まれろ」的なジャッキー役を演じた「ジャッキー・チュン」氏が

賞を取ったと知って、苦笑してしまった。

                  

この2人を繋ぐ、「強い絆」を教えて欲しかったな。  それが分からないだけにもうジャッキーが

出て来るだけで嫌気がさした。

                         

世の中を知っている様で、アンディも分かってはいない。

とくに「女心」ってやつを…。

                        

             

化粧っ気のない「マギー・チャン」氏が初々しい。 

怒りに満ちたアンディを怖がりながらも、本当の彼を知ったマギーは…。

                             

                 

↑特にこのシーンだけは、抜群に良かったな。 (今日の得点ダス)

                  

でも、余りにも「ウザ」過ぎるジャッキーを命を掛けてまで守る原因が分からない事には

本作の良さが分かり切れない。

                  

それと、やっぱり何とかしてくれい「邦題」。

期待してしまうがな。←それ狙いなんかな?

                     

             

若い時のアンディ様よりは、今の方が良いなって思うのは、単なる私がオッサン好きだからかな?

もしかしたら、他の若い時のアンディ様作品が記事なる事があるやも…。  どうかな?

(大体は見ているんだけどな。)

               

          

監督作品は、好きなんだけれどなぁ~。  本作は、私にはイマイチだったな。

男心が分かる貴方様なら、沁みる作品なのやも?

                 

                      

                    

 

 

 

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