2020・米 ★★★☆☆(3.9)
監督:ジョン・クラシンスキー
出演:エミリー・ブラント キリアン・マーフィ ミリセント・シモンズ ノア・ジュープ
音に反応して人間を襲う何かが支配する世界で暮らす一家のサバイバルを描いた
「クワイエット・プレイス」の続編。
夫を失いながらも生き延びた母子が、新たな脅威に遭遇する。
前作に続きジョン・クラシンスキーがメガホンを取り、母役のエミリー・ブラント、
娘役のミリセント・シモンズ、息子役のノア・ジュープが続投。
新たにキリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスーが出演する。 (シネマトゥデイより抜粋)
まぁ、今日もスクリーンで見たかったが、見れなかったヤツを。 Amazonプライム。 399円。
音を立てた瞬間に何かに襲われる極限状況を生きるエヴリン。
生まれたばかりの赤ん坊と耳の不自由な娘のリーガン、息子のマーカスを連れ、夫を亡くし
燃えてしまった家に代わる新たな避難場所を探して旅に出る。
何とか逃げ込んだ廃工場で、謎の生存者エメットに遭遇する。
エメットは家族を亡くし、此処に1人で生存していたが、食料も水もない事から、
「明日の朝には、出て行ってくれ」と言い放つ。
そんな中、マーカスが曲を流しているラジオ局の存在に気付いた事で、リーガンは
ある計画を思いつくのだったが…。
<どれ位自宅に居たかは定かではないが、子供達の成長が目まぐるしい。>
「クワイエット・プレイス」(前作)
↑めっさ「おんや?」と、前作を課金したのか私?と思ってしまう程、びつくりなシーンから始まる。
パパさん(モチのロン監督)も、お元気でビビりの息子の野球の試合観戦なんかしておる…。
「なんで?」「なんで?」って驚いて、チョッと戻して画面に出て来たテロップで気付いた。「1日目」。
そうそう、事の発端をば、続編の冒頭で見せてくれる。
憎い構成やな、監督さん。 でぇ~~、パパも死んで、家も出て行くシーンに飛びます飛びます。
「おぉ~、まさしく続編の始まりや!」と相成る本作。
何時も通りの裸足で、本当は急ぎたいけれど、足音を立てない様にゆっくりと歩いていく。
何とか泊まれそうな場所を見つけた目前で、罠に足を挟まれるビビり君。 大絶叫だけれど↑
(あんまり強く押さえたら、死んでまうで…ちゅー位に我慢させる)
↑始めは嫌な奴かと思っていたエメットも…。(家族を失った寂しいお方)
ママに黙って、曲を流しているラジオ放送を訪ねたい、しっかり者のリーガンが内緒で出て行く。
とは言え、マダマダ子供だという事で、「連れ戻して欲しい」とママに懇願されてエメットが探しに行く。
「あわや!」という所で助けてくれたエメットを信用し始めるリーガン。
でも目覚めると、影も形もリーガンの大事な荷物も無くなって…。
途方に暮れる↑このシーンで思わず胸が痛くなった。
彼女は聴覚障害の為に声を出す事は殆どないけれど、身体全体で感情を表す演技が
余計に胸を打つ。 (大人の裏切りにウンザリだったのに、つい信用してしまった事への後悔が…)
前作は、兎に角「音」を出してはいけない。
それを一途に厳守しまくるのをスクリーンのこっち側でも同じ様に、音を立てずに息を
ひそめて彼らを見守る…、だったけれど、本作は強敵だが倒せる術を身に着けている
彼らが見れる為に、「頑張れぇ~」と心の声で応援できる部分も嬉しい。
↑あのおぞましい橋も再び出て来る。
ママは、決意を胸に前に進みだす…。
とは言え、前作はマダマダ幼い姉弟だったけれど、本作では彼らの成長が本当に頼もしい。
なので、ママの目を見張る様な活躍は、かなり少ないけれど…。
子供の成長を見れる方が、何倍も嬉しいしな。
<↑大人しめの奴を…> そんなに怖そうに思えないけど、素早いんだよね。
続編の本作では、まだ幼い感じもあるけれど。 オキニの「ノア・ジュープ」氏も16歳だぜい。
<もしかしたら、オキニの枠外になるやもだな…。 今のところは「見守る」ちゅー感じだが…>
ラストの「シンクロ具合」に、もう涙が出そうだったぞ。
(そして、監督の親心にも、納得だな。 マーカスの決定的場面が無かった部分ね)
でぇ~、ヤッパリな。 「イケずぅ~~。もうちょっと見せてぇなぁ~」って所で…。
続くんだろうな。
本作も、スクリーンで見たら、もっと興奮しておったと思う。 そして点数ももう少し上がったやも。
自宅で見たが、本作は寝転がっては見てないズラよ。
(前作のヒットに気を良くして、続編をって感じではなく、子供の成長と共に作品も
変化していっているのが、本当に見ていて楽しいし、嬉しい。 今後にも期待だな)
という事で、私は凄く楽しめましたが、貴方様は如何でしょうか?
出来るだけ本作は静かに見ましょうね。
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